駅の小さな野良ネコ

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駅の小さな野良ネコ

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  • サイズ B6判/ページ数 243p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198635480
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

内容説明

ある晩、心ない飼い主に川へ投げすてられた若いメスのトラネコ。必死で水から上がると、そこは駅前の空き地で、女王ネコと五匹のメスの野良ネコが暮らしていた。トラネコもここをねぐらに定め…。一方、空き地のそばの屋敷に、里親のおばさんと二人きりで暮らす十四歳の少年マイケルは、このトラネコになぜか心ひかれ…?人と自然の共生をテーマに作品を書きつづけたニューベリー賞受賞作家が、身近な動物、野良ネコの暮らしを、リアルな筆致で描く。アカギツネ、メンフクロウ、シカ…野生動物が息づく緑ゆたかな郊外の町でくり広げられる、両親を亡くした少年とすてネコの、心のふれあいの物語。小学校高学年~。

著者等紹介

ジョージ,ジーン・クレイグヘッド[ジョージ,ジーンクレイグヘッド][George,Jean Craighead]
1919‐2012年。両親、おじ、おばも自然愛好家で、子どもの頃からワシントンD.C.周辺の森の動植物に親しんで育つ。ペンシルバニア州立大学卒業後、ワシントンポスト紙の記者となりホワイトハウス担当も務めた。結婚後、再び森に足を運ぶようになり、自宅ではフクロウ、コマドリ、ミンクなどさまざまな動物を飼った。代表作『狼とくらした少女ジュリー』(73年ニューベリー賞受賞)、『ぼくだけの山の家』(偕成社、60年ニューベリー賞オナーブック)など、子ども向けの物語を中心に百冊以上の本を執筆

斎藤倫子[サイトウミチコ]
1954年東京生まれ。国際基督教大学語学科卒。主な訳書に、『シカゴよりこわい町』(東京創元社/産経児童出版文化賞)などがある

鈴木まもる[スズキマモル]
1952年東京生まれ。東京藝術大学中退。「黒ねこサンゴロウ」シリーズで赤い鳥さし絵賞、『ぼくの鳥の巣絵日記』(共に偕成社)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。鳥の巣研究家として、全国で鳥の巣展覧会を開催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

80
橋の上から投げ捨てられたまだ幼いトラネコは小さな駅がある町に流れ着きました。そこには野良ネコだけでなく数多くの野生動物が息づいており・・。単純に言えば人間に傷付けられ捨てられたネコと、両親を亡くし里親と一緒に暮らす少年とのふれあいを描いた物語なのですが、このラストを迎えるまでにどれだけの困難があったことか!傷ついたネコの信頼関係を再び得るのにとても時間がかかることを実感しました。ラチェットから見た世界がリアルに描かれていたので、ラチェットのいる世界に飛び込んだような気分になりました。オススメです♪★★★★2013/03/31

はる

46
人間にひどい目にあっていた野良ネコと、猫嫌いのおばさんのせいで猫を飼いたいけれど飼えない少年マイクの物語。猫をいたずらにキャラクター化せず、野生の性質に誠実に従ったストーリーなので、人と動物との間にリアルな緊張感がありました。動物目線の世界が興味深いです。決してベタベタした関係ではないのですが、猫と少年とのふれあいが素敵です。2016/08/04

さつき

31
人間に捨てられた猫ラチェットが一人前の野良猫として成長していく物語。野良猫同士の力関係や、なわばりについて詳しく書かれていて興味深かったです。猫同士だけでなく、ふくろうやキツネなどの野生動物との関わりもリアルに描かれています。我が家の周りには野良猫が多くいますが、季節やタイミングによって見かける個体が違います。この作品に登場する猫たちのように1匹1匹に個性があり、猫社会を形成していると思うと、より愛着が湧いてきました。読友さんのレビューからこの作品を知りましたが、よい作品に巡り会えました。2016/08/06

ぷれば

27
ある晩、心ない飼い主に川へ投げ捨てられた若いトラネコ。必死に自力で脱出し、野良として生きていくことに。野良ネコの厳しい生き方、アカギツネやメンフクロウ、鹿、アライグマやシチメンチョウ…豊かな自然、共生、食物連鎖、過酷な自然界での生き抜く知恵と勇気。児童書でありながらも、甘えも緩さもない。ただただ、自分の中に備わる生きる力を聞き、素直に従う…本能だろうか!?また猫と人間が長い歴史の中で築き上げてきた、心の交流にも頬がゆるんだ。2016/05/28

minaseh

9
動物の目線から動物たちの世界を描いている、物語としては珍しいかもしれない。猫のしぐさや行動、縄張りの意味を、この本を読んで初めて知った。猫もだけど、家にフクロウが巣を作ってたら、私だったらとても幸せだ。主人公の少年が、動物たちを「人間にとって都合よく」見るのではなく、そのものを認めて尊重してるのがとても良い。ラチェットの方から来てくれて良かったね。通じ合えるって幸せな事だね。2014/02/02

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