内容説明
ゆきのふるクリスマス・イブ。クララは、プレゼントにもらったくるみわりにんぎょうがとてもきにいりました。ところが、まよなかにめをさますと、にんぎょうがねずみたちにおそわれています。あぶない!クララは、おそろしいねずみの王から、くるみわりにんぎょうをたすけてあげました。すると、にんぎょうは王子のすがたにもどり、おれいにクララをおかしのおしろにしょうたいしてくれました。そして…バレエで知られる有名なクリスマスの物語に、イギリスで人気のイラストレーターがやわらかいタッチで絵をつけました。うっとりするような、かわいらしく美しい世界を、詩人・蜂飼耳の訳で。5さい~。
著者等紹介
ジェイ,アリソン[ジェイ,アリソン][Jay,Alison]
イギリスのイラストレーター。ロンドン芸術大学でグラフィックデザインとイラストレーションを学んだ後、アニメーションスタジオで働きながら、子どもの本に絵を描く仕事を始めた。絵本のほか、広告、パッケージ、グリーティングカードなど、幅広く活躍
蜂飼耳[ハチカイミミ]
詩人・作家。1974年神奈川県生まれ。詩集に『いまにもうるおっていく陣地』(紫陽社・中原中也賞受賞)、『食うものは食われる夜』(思潮社・芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞)など。小説に、エッセイ集、童話のほか、絵本に『うきわねこ』(絵・牧野千穂/ブロンズ新社、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。