グローバル経済に殺される韓国 打ち勝つ日本

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198634063
  • NDC分類 332.21
  • Cコード C0036

内容説明

韓国のグローバル化を礼賛する日本の財界、マスコミに騙されるな。格差拡大、失業率20%超、自殺の急増…「植民地化する韓国」。日本は韓国経済に学んではいけない。

目次

第1章 グローバル資本主義に殺される韓国(韓国はみずから望んで「死への道」を突き進んでいる;韓国はグローバル資本の経済的植民地!? ほか)
第2章 グローバル化で二度死んだ韓国(それは通貨危機後のIMF管理から始まった;ワシントン・コンセンサスに支配される韓国 ほか)
第3章 日本国民を欺き「韓国化」を進める者たち(世界では「反グローバリズム」が拡がりつつある;デフレ下でのグローバリズム推進は狂気の沙汰 ほか)
第4章 日本に新自由主義はいらない(ウォルマートもカルフールも日本では勝てない;グローバル化や規制緩和が健全な資本主義を滅ぼす ほか)
第5章 日本の「韓国化」を阻止せよ(日本と韓国では経済モデルがまったく違う;デフレで供給能力やノウハウが失われつつある ほか)

著者等紹介

三橋貴明[ミツハシタカアキ]
中小企業診断士、経済評論家、作家。1969年生まれ。東京都立大学(現・首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業等数社に勤務した後、中小企業診断士として独立。大手インターネット掲示板での、韓国経済に対する詳細な分析が話題を呼び、2007年に『本当はヤバイ!韓国経済』(彩図社)を出版、ベストセラーとなる。以後、立て続けに話題作を生み出し続けている。データに基づいた経済理論が高い評価を得ており、デフレ脱却のための公共投資推進、反増税、反TPPのリーダー的論客として注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mazda

34
三橋さんの本は、いつも明確でわかりやすい。サムソンを見習うことはない、韓国をみならうことはない。全くその通りです。もしあるとするなら、反面教師にすることくらいだろうか?今日の韓国があるのは、日本の多額の資金援助があったことは周知の事実だが、反日を唱え日本を貶めることしかできないのは救い難い。1社寡占経済で韓国国内は物価高なのに、賃金は右肩下がりなので庶民生活はじり貧。おまけに企業は利益を株主(外国人)還元するので、国そのものが貧乏になって行く状態。自滅の道を歩んでいるのだが、気づいているだろうか?2014/02/19

ダンボー1号

10
ここ最近の韓国経済低調から原因さぐり読んでみた。内容はアベノミクス前、民主党政権時の事だが今の経済理解につながる。デフレ脱却、金融緩和円安を訴えその後実際そうなる。自分も自分も筆者の指摘する日本自虐経済観の側面もあった。TPP交渉が今まさに交渉中だが別に決まらなくていいやという気になってきた。(私が決めるわけでもない笑 けど)確かに3年前はやくTPP決めないと乗り遅れる雰囲気あった。追随する必要はないんだ。比較することで日本の課題も短所と思われた強みも見えて勉強になった。2015/04/22

きむロワイヤル

8
米韓FTAが決まるずっと前、2000年のアジア通貨危機により、韓国がIMF管理下に置かれた時から、新自由主義、つまりグローバル資本主義の軍門にくだっている。自国の国民を犠牲にして、サムスン電子などグローバル企業を擁護している韓国は、既に国家としては死に体である。日本はそんな国を見習う必要はまったくなく、国内市場も十分大きいので独自路線でいけるはず。だからTPPなどに参加するのは持っての外であり、TPP参加を表明している民主党(当時)政権を覆し、TPPに反対している自民党が政権をとることで日本は良くなる2013/04/18

パラオ・スパニッシュフライ

5
IMFの支援を受けグローバル経済の道を進み 米韓FTAにより関税が撤廃され あらゆる物、サービスの利益が外国に流れてしまい 経済植民地と化すであろう韓国。 下がる賃金、低い就職率、寡占化された企業による 高い物価、低い社会保障、悪くなる治安。 韓国の一般庶民に明るい未来はあるのか? 隣国が良い反面教師になっている。 日本はこれを絶対に見習ってはいけない。 今の日本にとっては、世界の流れに逆らうことが 明るい未来への第一歩だと教えてくれる一冊です。2012/09/03

BluePlanet

5
★★★★☆ 2012年6月30日発行。これまでグローバル化とは善であり、日本の会社の株の海外投資家比率が上がるのは良いことだと思っていたが。IFRSを導入するのもしかり、米国に上場するのもしかりだったのが。実はこんなにもリスクを孕んでいたとは。よく考えてみれば、まさにその通り。韓国は完全にグローバル経済の餌食になってしまっているのに、あんなにサムソンや現代を日本のマスコミは褒め称えていたとは、なんとマスコミはアホなのか。韓国はもはや後戻りできない所まできてしまった。日本企業の経営者、役人に読ませたい本だ。2013/09/21

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