内容説明
日本とはどんな国なのか。日本人とは何か―その原点を探るための重要かつ稀有な文献である古事記。神秘と驚きに満ちたニッポン発祥の謎を平易に読み解く。全ての日本人の必読書。
目次
第1章 今、なぜ「神話」が求められるのか
第2章 日本人はなぜ「神話」を失ったのか
第3章 日本人にとって「神話」とは何なのか
第4章 『古事記』と『日本書紀』が意味するもの
第5章 日本人のアイデンティティとは何か
第6章 古事記「神話」の意味するもの
著者等紹介
中西輝政[ナカニシテルマサ]
1947年、大阪生まれ。京都大学法学部卒業。英国ケンブリッジ大学歴史学部大学院修了。京都大学助手、三重大学助教授、スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授を経て、京都大学大学院教授(総合人間学部教授を兼任)。専攻は国際政治学、国際関係史、文明史。1990年石橋湛山賞、2002年、正論大賞受賞。著書に、『大英帝国衰亡史』(毎日出版文化賞・山本七平賞、PHP文庫)など多数
高森明勅[タカモリアキノリ]
1957年、岡山県生まれ。国学院大学文学部卒業。同大学院博士課程単位取得。神道学・日本古代史専攻。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当などを歴任。皇位継承儀礼の研究から出発し、日本史全体に関心を持ち、現代の問題にも発言する。現在、日本文化総合研究所代表。国学院大学、麗澤大学講師。「新しい歴史教科書をつくる会」副会長。「やすくに活世塾」塾頭など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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