内容説明
総勢40人の偉人たちが、歴史上の大事件に意見する。もし、坂本龍馬とマルクスとリンカンが資本主義を話し合ったら…。世界の成り立ちと現代の問題点がわかる新発想の世界史入門書。
目次
第1回 世界史サミット(216年)―テーマ「市民権は必要か」
第2回 世界史サミット(618年)―テーマ「イスラームの台頭」
第3回 世界史サミット(1077年)―テーマ「政治と宗教」
第4回 世界史サミット(1215年)―テーマ「モンゴルの脅威」
第5回 世界史サミット(1453年)―テーマ「百年戦争の終結」
第6回 世界史サミット(1600年)―テーマ「打倒!無敵艦隊」
第7回 世界史サミット(1698年)―テーマ「絶対君主は是か非か」
第8回 世界史サミット(1793年)―テーマ「啓蒙思想は国家を救うか」
第9回 世界史サミット(1865年)―テーマ「資本主義の矛盾」
第10回 世界史サミット(1900年)―テーマ「押し寄せる帝国主義」
紀元前特別対談 世界史サミット(B.C.205年)―テーマ「名将の条件」
著者等紹介
浅野典夫[アサノノリオ]
名古屋大学文学部史学科卒業、同大学大学院修士課程修了。大阪府立高等学校、社会科教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たくのみ
13
曹操と、孔明、卑弥呼、カラカラ帝が円盤投げを楽しみながら談笑。詩を吟じる曹操に、「カラカラ」としか言わない卑弥呼。グレゴリウスに「どこのドイツかさっぱり」と切り返す王安石。チンギスハーンに和歌で返事する実朝。宗教戦争に悩む家康、アクバル、ジョルジュブルーノ、エリザベス一世。 綱吉とルイ14世、ピョートル大帝が踊りで対決。史実や、来歴、座談会時の年齢が合わせてあるので、世界史の勉強にもなる架空対談。読むと歴史好きになれるかも。2015/12/15
詠月
10
頑張れ日本人!と言いたくなるくらい、影が薄い日本代表。同時代の歴史上の人物が互いに悲観しあったり励まし合ったり脅迫していましたが、どこの国も大変だったのねと、慰めたくなりました。2014/06/03
スプリント
7
キャラ設定に異論はなくはないですが読み物として面白いです。日本では世界史と日本史が分かれてしまっていますが同時代にどのような出来事があったかを知ることは大切だと思うので概論レベルでも日本史と世界史を融合させたほうが良いように思えます。2015/04/02
ひこかつ
6
コンセプトが面白いと思って、図書館にて借りる。・・・徳川家康は、名古屋弁、坂本龍馬は土佐弁表記だが、微妙な感じ。 私なら、歴史とは関係ないかも?だが、江戸川乱歩とアガサ・クリスティのミステリー対談が読みたいな。2012/11/03
Saiid al-Halawi
5
日本史わからないので日本枠がウザい。2014/05/12
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