「超知」ライブラリー
ペンタゴン(米国防総省)戦慄の完全支配―核兵器と謀略的民主化で実現する新世界秩序

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  • サイズ B6判/ページ数 337p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198632724
  • NDC分類 392.53
  • Cコード C0036

内容説明

世界はいまも操られている!独裁政権を倒す民主化運動から、NGO(非政府系組織)、学生運動、ウィキリークスまで、完全支配を目論む巧妙な手法の一つだ。本書は、過去20年の世界各地で勃発した諸々の事件や紛争を歴史的・地政学的見地から洞察し、その背後に潜むペンタゴンの「完全支配」戦略と行動の暗黒面を浮き彫りにする。

目次

第1章 ワシントンの「拡大中東」戦争
第2章 ロシアを支配する―カラー革命と群遊クーデター
第3章 「合成民主主義」で中国を支配する
第4章 武器に化けた「人権」―ダルフール、ミャンマー、チベット
第5章 基地の帝国
第6章 スターウォーズ計画の奇妙な経緯
第7章 核に取り憑かれたワシントン
第8章 ストレンジラブ博士は実在していた!
第9章 永遠の戦争国家への道
第10章 ヨーダの軍事革命
第11章 完全支配か、完全狂気か?

著者等紹介

イングドール,F.ウィリアム[イングドール,F.ウィリアム][Engdahl,F.William]
1944年8月9日、米国ミネソタ州ミネアポリス生まれ。プリンストン大学政治学科卒業、ストックホルム大学・大学院で比較経済学を研究。70年代の石油・穀物危機を契機に以来30年余り、エネルギー、農業、貿易、金融など極めて広範な分野をカバーし、石油ピーク説・地球温暖化論の虚偽を暴くなど、稀有の分析力で世界支配の構図を鋭く解明している。独ラインマイン大学経済学講師、北京化工大学客員教授。ホームページなどインターネットで情報を発信するとともに、雑誌寄稿、国際会議での講演も行っている。現在、妻とドイツに在住

為清勝彦[タメキヨカツヒコ]
昭和42年10月23日広島県尾道市生まれ。平成2年筑波大学第3学群国際関係学類卒。電力会社勤務を経て、現在自営業。ホームページにて、海外情報の翻訳を中心に、マスコミが報道しない情報を発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

cronoq

1
ソビエト連邦の崩壊以降を中心に、合衆国の採って来た外交戦略について述べた本。世界を支配する為の手段として、対ロシア(及び中国)封じ込めの為の圧倒的核優位の確立と、意に沿わない外国の政権を「民主的に」打倒する方法について触れられている。内容の真偽については何とも言えないが、腑に落ちる部分が多いのも事実。ただ、合衆国がこのような政策を採用しているのは、単にペンタゴン(国防総省)の意思ではないだろう。ウィリアム・イングドールの翻訳本にはミスリーディングを誘う邦題が付けられる、これはお約束なのだろうか。2013/10/27

tamashi

1
ペンタゴンの世界完全支配への企みの話ですが単なる陰謀論の煽り本ではありません。自由と民主主義を隠れ蓑に他国を自分の都合の良い体制に変えていく凄まじいテクニックが公開されています。日常的に中国やロシアの良からぬことが報道されますがそれも西側の既成事実なのかもしれませんね。9.11もペンタゴンの自作自演と言っていないことが著者の信頼性を高めていると思います。2013/03/24

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