内容説明
世界はいまも操られている!独裁政権を倒す民主化運動から、NGO(非政府系組織)、学生運動、ウィキリークスまで、完全支配を目論む巧妙な手法の一つだ。本書は、過去20年の世界各地で勃発した諸々の事件や紛争を歴史的・地政学的見地から洞察し、その背後に潜むペンタゴンの「完全支配」戦略と行動の暗黒面を浮き彫りにする。
目次
第1章 ワシントンの「拡大中東」戦争
第2章 ロシアを支配する―カラー革命と群遊クーデター
第3章 「合成民主主義」で中国を支配する
第4章 武器に化けた「人権」―ダルフール、ミャンマー、チベット
第5章 基地の帝国
第6章 スターウォーズ計画の奇妙な経緯
第7章 核に取り憑かれたワシントン
第8章 ストレンジラブ博士は実在していた!
第9章 永遠の戦争国家への道
第10章 ヨーダの軍事革命
第11章 完全支配か、完全狂気か?
著者等紹介
イングドール,F.ウィリアム[イングドール,F.ウィリアム][Engdahl,F.William]
1944年8月9日、米国ミネソタ州ミネアポリス生まれ。プリンストン大学政治学科卒業、ストックホルム大学・大学院で比較経済学を研究。70年代の石油・穀物危機を契機に以来30年余り、エネルギー、農業、貿易、金融など極めて広範な分野をカバーし、石油ピーク説・地球温暖化論の虚偽を暴くなど、稀有の分析力で世界支配の構図を鋭く解明している。独ラインマイン大学経済学講師、北京化工大学客員教授。ホームページなどインターネットで情報を発信するとともに、雑誌寄稿、国際会議での講演も行っている。現在、妻とドイツに在住
為清勝彦[タメキヨカツヒコ]
昭和42年10月23日広島県尾道市生まれ。平成2年筑波大学第3学群国際関係学類卒。電力会社勤務を経て、現在自営業。ホームページにて、海外情報の翻訳を中心に、マスコミが報道しない情報を発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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