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エリアナンの魔女
薔薇と茨の塔〈下〉―エリアナンの魔女〈6〉

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  • サイズ B6判/ページ数 323p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198631475
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

内容説明

前王妃マヤは、娘ブロンウェンを追って“霧の国”アランを訪れた。だが、その子どもは偽者だった…。翼ある王ラクランの率いる軍勢は、“光の国”ティルソワレー軍に奇襲をかけようとするが、敵に作戦が筒抜けで、追いつめられていく。どうやら内部に密通者がいるらしい。いっぽう、王妃イズールトの双子の妹イサボーは、夏には“薔薇と茨の塔”で、マヤの娘ブロンウェンを育てながら、両親―“翼のイシュベル”と“ドラゴン公カンガラド”―の世話をし、冬には“世界の背骨”に暮らすカンコーバンの“火竜族”のもとで修行をする日々を送っていた。そんなある日、イサボーは雪原に倒れているマヤを見つける。イサボーは彼女を見殺しにはできず…?エリアナンの地に、ふたたび魔女や妖精が集う日は来るのか?双子のイサボーとイズールトの運命は?好評ハイ・ファンタジーシリーズ、胸を打つ完結編。

著者等紹介

フォーサイス,ケイト[フォーサイス,ケイト][Forsyth,Kate]
1966年オーストラリアのシドニー生まれ。七歳の頃から小説を書き始める。『魔女メガンの弟子』でデビュー、雑誌「ローカス」で1998年ベストファーストノベルに選ばれる。現在では二十冊を越す作品を発表、十二カ国で翻訳出版され、アメリカのシビル賞にもノミネートされている。現在はシドニー大学で、教鞭をとりつつ執筆を続けている。シドニー在住

井辻朱美[イツジアケミ]
東京生まれ。東京大学理学部卒業、同大学院比較文学比較文化修士課程修了。翻訳家、ファンタジー小説家、評論家、歌人として多彩な活躍をしている。白百合女子大学文学部児童文化学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

今夜は眠れない

7
これで終わりなんて! みんな中途半端です‼️イザボー、報われないし。2016/05/06

まほ

1
主人公は結局いろいろ大変な目に遭ってるわりに報われず、か?こうなったらブロニーが女王さまになるところを見届けたいな。アクの強い女性キャラに押されてかどうも「頼りになる!」ていう男性キャラが少ない感じだった。実は一番有能だったかもしれない人はヒキガエルにされてしまったし(笑)。そのへんは次回に期待。2011/12/03

Rie

1
ここで終わっても差し支えないような終わり方ではあるけれども、完結はしていない……と思ったら、同じ長さの続編があるのだとか。そっちの翻訳は出るんですかねえ……?2011/06/29

明野 立佳

0
いろいろともどかしくて、イライラして。マヤも・・・イザボーとイズールト母の お花畑っぷりにも・・・・。 しかし、ここで終わりとは。がっつりしたファンタジーなんだよね。 続編もあるとか、ザボーのこれからとか、イズールトの子供と ブロンウェンがどうなるかも知りたい。 今更続編翻訳は無いですかね・・・・?2013/06/28

kei

0
☆☆☆☆2013/04/10

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