第6の波―環境・資源ビジネス革命と次なる大市場

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198631048
  • NDC分類 502
  • Cコード C0036

内容説明

資源が希少になればなるほど、ビジネス界と経済界の基礎は、商品から離れてサービスに近づいていく。第5の波がインターネットの導入を強めたように、多くの企業はビジネスモデルの転換を余儀なくされるだろう。第6の波の世界では、商品ではなくサービスを売る方法をひねり出した者が、最大の成功を手にすることができるのだ。

目次

第1部 次なるイノベーションの波(なぜ物事は変化しつづけるのか?;直近の波;資源効率性と次なる大市場;真のコストを把握する:制度の進化;クリーンテックの登場)
第2部 波をつかまえる(廃棄物はチャンスである;商品ではなくサービスを売る「シェアリング」時代;デジタル界と自然界は融合しつつある;原子は地元に、ビットは世界に;迷ったら自然を見よ)
おわりに エコ・ネイティブの時代

著者等紹介

ムーディ,ジェームズ・ブラッドフィールド[ムーディ,ジェームズブラッドフィールド][Moody,James Bradfield]
オーストラリア国立大学でイノベーション理論の博士号を取得。新進気鋭の経済学者。オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)の開発担当理事。ほかに、オーストラリア統計局の諮問委員、ユネスコのオーストラリア国内委員、世界経済フォーラムのヤング・グローバル・リーダーなどを務める。過去には国連環境計画で働いた経験があり、ほかにも、ミレニアム開発目標の科学技術タスクフォースの事務局長、オーストラリア政府気象局の幹部職、オーストラリア・デー委員会の役員を歴任

ノグレーディー,ビアンカ[ノグレーディー,ビアンカ][Nogrady,Bianca]
科学ジャーナリスト。“サイエンティフィック・アメリカン”、“ジ・オーストラリアン”、“Gマガジン”などに寄稿

峯村利哉[ミネムラトシヤ]
1965年生まれ。青山学院大学国際政治経済学部国際政治学科卒。英米の翻訳で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひとまろ

4
刺激的なタイトルだったけど面白く読ませてもらった。只今第5の波ですがもうすぐそこに第6の波が・・・。2015/01/17

メルセ・ひすい

3
15-04 ゙エコ・ネイティブ゙とは? 電気自動車 環境保護 リサイクル 農業の堆肥化…第6の波の世界 商品よりもサービスを売買そのノウハウとは?? 君たちは海から上がってきた 未開発の海とは?サメ=ジョーズとは殺人鬼だがヤツはイノベーションの塊だ!限られた資源の世界で、いかに資源効率性を上げられるかが次なる巨大市場のテーマ。本書では、産業のイノベーションと、未来に起こると予想される大変化を解説。未開拓巨大ビジネスチャンスの波に乗るための必読書。2011/03/20

ぱじゃま@抱き枕と一緒

1
これまでのイノベーションの波、特に最新である第5の波の詳細とこれから来る第6の波の予想。この予想は少しずれることはあっても全くベクトルが違う、ということにはならないだろう。 2010年に出版された本書だが、2012年現在すでにスマートテレビなるものが台頭してきている。ほかにも、携帯で遠隔操作できる洗濯機やお風呂などの存在もある。 「情報はグローバルに、サービスはローカルに」と言えるほどではないが、すでに家電の携帯電話への集積は進んでいる。 ありとあらゆる情報のグローバル化はもうすぐそこか。2012/09/16

Yoshikazu Nagai

0
以下リンク内に感想を記しています。 http://www.akvabit.jp/%E7%AC%AC6%E3%81%AE%E6%B3%A2-%E7%92%B0%E5%A2%83%E3%83%BB%E8%B3%87%E6%BA%90%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E9%9D%A9%E5%91%BD%E3%81%A8%E6%AC%A1%E3%81%AA%E3%82%8B%E5%A4%A7%E5%B8%82%E5%A0%B4/2011/11/02

hiro

0
IT革命はまだ続いているが、新たな波、環境の革命が始まりつつある。このままでは様々な点でむりが来る。廃棄物にしてもエネルギーにしても、すぐには解決できないものだ。これらを解決するには、環境に配慮しようと呼びかけるだけではだめだ。著者は数値化することを提唱していたが、数値化することで、はっきりとコストとして認識できる。まずはコストを認識し、削減につながるシステムを構築していきたい。2014/11/03

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