内容説明
お客さま、そして社員までも感動させ、ワクワクさせるしくみを持つ会社がある。誰からも喜ばれて業績も伸びつづけている「グレートカンパニー」の秘密を完全詳解。
目次
第1章 バランスの取れた「健全な会社」がどんどんダメになっている
第2章 熱狂的リピーターを持つグレートカンパニー OKUTA
第3章 衰退産業なのにお客さまが殺到する「そろばん塾」 イシド
第4章 日本で最も「ありがとう」が飛び交う会社 中央タクシー
第5章 女性の力を最大限に引き出して急成長 三日月百子
第6章 誰もがワクワクする仕組みで売り上げ12倍 買取王国
第7章 お客さまの声が不朽の製品を生む ハードロック工業
第8章 今日から始めるグレートカンパニーの作り方
著者等紹介
五十棲剛史[イソズミタケシ]
船井総合研究所・取締役常務執行役員。船井総研を代表する看板トップコンサルタント。主に住宅・不動産ビジネスのほか、最近では広告企画会社、人材関連ビジネス、ITビジネスなどベンチャー系企業、LOHAS関連ビジネス、富裕層ビジネス、ダイレクトマーケティング、レンタルビジネスなど、常に半歩先を見ながら時代に即した新業態のプロデュースを手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
手押し戦車
16
企業の志と現場の仕事に一貫性があり、お客様を幸せにし楽しませる事に喜びを感じる社員が多い。目先の利益より独自固有の強みを伸ばす。顧客中心でファンが多い。店舗がコミュ二ティ化され現場がショールーム化する。お客様が明確にここに来る理由と社員がこの会社だから居続けたい理由が明確にある。お客様の中でもどんなお客様が一番大事なのかコアなのか、そうしたお客様が何を一番求めているのか。そこに絞り突き詰める事で独自固有の長所とミッションが出来る。お客様不在の個性や独りよがりの長所は自分達の都合で事業をやっても価値はない2015/03/01
山田太郎
10
予想以上に面白かった。タクシー会社が感動的。うちの社長にも読んでもらいたい。2011/07/30
Micky
2
善良?な会社が6社紹介されている。行いが良いことと成功との因果関係はわからないが、各社長、どこかがユニーク、工夫がある、成功の理由は千差万別だけれど自分でかんがえること。2016/08/09
Kengo Kimura
1
売上や顧客満足度では大手企業には敵わない。じゃどうすれば・・・と悩める中小企業に一つの解決策の方向を示してくれる本。 内容がバランスよくとれた優等生タイプよりも一芸に「非常に」秀でたやんちゃ坊主がこれからの時代は有利という主張には一理ある。実際、優等生タイプの会社は伸び悩んでいる。 ただ変化には非常に大きな抵抗が伴う。それを超えて進むにはトップに覚悟が必要だが、そこまでやる気があるかどうか。 もし自分がつくるどんな会社にする?または今いる会社を変えるとしたら・・・と思考実験すると楽しい本でもある。2014/02/22
隣のトロロ
0
売上やマーケットシェア、顧客満足度など定性的や定量的なものが一般的には大事だが、コモディティ化されたのでどの企業も似たり寄ったりしている。だからこそ、企業理念やミッションなどユーザーと社員に「共感」さが差別化要因となる。本書はその例を挙げている。2017/08/16