内容説明
米国の対中包囲網、「野心を剥き出す日本」への警戒と次の戦争へのシナリオ、中国軍の戦闘能力から対日戦略までを克明に記述。2010年の尖閣問題以降、中国の対日強硬姿勢を決定づけた問題の書。
目次
第1章 日米のC型包囲網を突破せよ(中国の出口を閉ざす「海上包囲網」;鉄格子を打ち込まれた「陸上包囲網」 ほか)
第2章 中国は日本との戦争が避けられない(日本という猛獣が凶器を手にする日;右傾化しはじめた日本は何を狙っているのか ほか)
第3章 中国空軍はこうして戦う(ラプターを狩れ!;中国が目指す次世代戦闘機開発 ほか)
第4章 中国軍は陸海でこう戦う(時代遅れの陸軍をすぐに改革せよ;日本とロシアを捕捉せよ ほか)
第5章 強大な中国が世界を救う(中国は世界の覇権など狙っていない;中国が目指すのはアジアの大国 ほか)
著者等紹介
戴旭[ダイシュイ]
中国の現役空軍大佐。空軍政治学院卒業。中国の著名な軍事学者、中国人民解放軍対外宣伝専門家、北京大学中国戦略研究センター研究員、浙江大学非伝統安全・平和発展研究センター非常勤研究員、新疆タリム大学客員教授。積極的な執筆活動を行い、発表した軍事・政治関連の論文は300編以上にのぼる。軍事・一般大学や全国各都市で精力的な講演活動を行い、中国では最も早くからアメリカの世界戦略と対中戦略を指摘した人物の一人とされている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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