出版社内容情報
養護施設で育った人たちを助けるNPO法人「日向ぼっこ」。その代表の渡井さゆりさんは、アルコール中毒の父、家出がちな母のもとに生まれ、幼少の頃から養護施設を渡り歩いてきました。大学進学後も社会の軋轢にぶつかり、「生きてこなかったほうがいいのでは」と悩み続けました。そんな彼女を苦悩から救ったものとは? 壮絶な彼女の人生と養護施設での生活、そして多くのマスコミから注目される現在のNPO活動をつづった初の自伝。
内容説明
施設で育った若者の憩いの場「日向ぼっこ」代表・渡井さゆり、初の自伝。親からの虐待、不登校、いじめ…。施設で育った彼女を救ったものとは。
目次
第1章 両親のこと―子どもは親を選べない
第2章 小学生の頃―子どもは親に振り回される
第3章 中学生の頃―自分の人生を歩み始める
第4章 高校生の頃―自由、そして責任を知る
第5章 フリーター・大学生の頃―自己否定からの出発
第6章 日向ぼっこ―がむしゃらに生きる
第7章 そして今―人生は自分次第
著者等紹介
渡井さゆり[ワタイサユリ]
特定非営利活動法人社会的養護の当事者参加推進団体日向ぼっこ理事長。1983年、大阪府生まれ。東洋大学社会学部社会福祉学科に進学。在学中の2006年3月に「児童養護の当事者参加推進勉強会日向ぼっこ」を立ち上げ、社会的養護の当事者が主体となった勉強会を始める。2007年4月、大学卒業と同時に社会的養護のもとで生活した人たちが気楽に集える「日向ぼっこサロン」を東京都新宿区にて開始(現在は東京都文京区湯島)。2008年7月特定非営利活動法人格取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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