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ぼくんちのテディベア騒動

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  • サイズ B6判/ページ数 283p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198629601
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

内容説明

中古ショップで、ぼろぼろのどこか悲しげなテディベアを気に入ってしまったぼくは、店の裏に捨てられていたのを拾って、ホレースと名づけた。学校のイベントで、有名な鑑定士にホレースを見せると、高値で買いたいだって!?同じころ、父さんが経営する清掃会社がかたむきかけ、母さんも姉さんも妹もなんだか不安な気持ちに。父さんは、家族のためにテディベアを売ってくれと言いだした。けど、ぼくは手ばなしたくない。でも、ほんとうの値うちを知りたくて、ガールフレンドのルーと、親友のケニーといっしょに、テディベアにくわしい大金持ちの老人をたずねると、なぜか怒りを買ってしまう。その直後、うちに不審な男が押し入り…?アンティークのクマの謎をめぐり、男の子の家族とのきずなや初恋をユーモアを交え温かく描く、ハラハラどきどきの物語!小学校高学年~。

著者等紹介

ダレーシー,クリス[ダレーシー,クリス][d’Lacey,Chris]
1954年地中海のマルタ島に生まれ、その後イギリス中部のレスター、北西部のボルトンで育つ。ヨーク大学で生物学を学び、レスター大学で専門を生かした職に就いた。十代からシンガーソングライターを目指すが、39歳のときに児童文学賞に応募した物語が出版社に認められ、1994年“A Hole at the Pole”(未訳)でデビュー

渡邉了介[ワタナベリョウスケ]
1959年新潟県生まれ。一橋大学社会学部卒業。システムエンジニアを経て、コンピュータソフトウェアを中心にフリーランス翻訳者として活動しながら、金原瑞人氏に師事し、英米児童文学の翻訳に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Incisor

5
主人公のジョエルが、チャリティーショップで出会ったテディベア。古くてぼろぼろだけど、ジョエルの心をつかんで離さない何かがあった。テディベアが引き起こす騒動に巻き込まれていくジョエルと家族。事態はとんでもない方向へ……でも新たなご縁も育まれていき、あたたかいラストに思わずうちのベアを抱きしめたくなった。2021/04/20

なつめっこ

2
ポンドってなじみなくてピンと来てなくて、為替レートみてびびりました。それは騒動も起こります。最後はハッピーエンド。お姉ちゃん結構可愛い人だ。ケニーと仲良くね 。 あとがきで「龍のすむ家」の作者と知って、ちょっとびっくりした。2012/08/29

にま

2
偶然手に入れたぼろぼろのテディベアが実は、価値のあるアンティークだった!というお話。家族のきずなを確認したり、終わりよければすべて良しといった感じの結末はいかにも児童書ならでは。姉さんのキャラがかなり強烈で面白かったです。2010/10/07

いく

1
「龍のすむ家」シリーズ作者の作品。物語の展開力が素晴らしいと思う。「龍」の方は主人公のデービットが少し苦手だったけれど、この本の主人公ジョエルはお母さんの誕生日プレゼントを探し回る優しいところがあったり、テディベアをゴミ箱から取ってきたことを気まずく思ったり、テディベアを大事にしてることを同級生の男子に見られて恥ずかしがったり…。控えめな男の子なので素直に感情移入できた。要らないことばかり喋るケニーにはイライラさせられっぱなしだったけど、それも人物描写がうまいからこそ、なのかも。作中のテディベアがほしい!2013/06/24

あずき

0
【図書館1】2015/08/11

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