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海角七号―君想う、国境の南

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198628673
  • NDC分類 923.7
  • Cコード C0097

内容説明

1940年代、日本統治下の台湾。若い日本人教師が、日本名を友子という台湾人の教え子と恋に落ちた。しかし、敗戦を迎え帰国を余儀なくされる。彼は日本に着くまでの七日間、海上で手紙を綴る―。60年後の現代。プロ・ミュージシャンになる夢に敗れたアガは、嫌々郵便配達のバイトをしている。ある日、アガは郵便物の中に、いまは存在しない住所・海角七号宛ての小包を見つける。それは60年前、日本人教師が恋人・友子に綴ったあの手紙だった―。

著者等紹介

魏徳聖[ウェイダーション]
1969年生まれ。1993~1996年の間に、数多くの映画製作に携わる。中には日本の映画監督・林海象の『海ほおずき』や、エドワード・ヤン監督の『マージャン』なども含まれている。この間、アシスタントディレクター、小道具、監督助手など、あらゆる仕事をこなし、後の映画製作のための基礎を築いた。自己作品も常に製作し続け、1994年に製作したシナリオ『アイスクリーム売りの少年』で新聞局優秀シナリオ奨励賞を受賞。2000年、『ダブル・ビジョン』の企画と助監督を務めると同時に製作した、「霧社事件」を描いたシナリオ『セデック・バレ』は、再びシナリオ奨励賞を受賞した

藍弋豊[ランイーホン]
国立台湾大学医学部卒業。卒業後は、医学の道を棄て創作に従事する。倪匡SF大賞及び、第4回クラウン大衆小説賞にノミネート経験あり。長編小説『可摩佩旅人伝』、『刺客』をクラウン雑誌で発表。翻訳方面では、ナショナルジオグラフィック、台湾マイクロソフトとの契約のほか、集邦科技との特約翻訳者でもある。さらに、動画、漫画、イラスト、挿絵などの作品も持つ

岡本悠馬[オカモトユウマ]
1983(昭和58)年兵庫県生まれ。神戸市外国語大学中国学科卒業。05年~06年、広東省華南師範大学に留学。07年~09年、外務省在外公館派遣員として在上海日本国総領事館に勤務、政府要人の接遇等に従事。現在は兵庫県神戸市の楊国際法務行政書士事務所に在籍

木内貴子[キウチタカコ]
フリーライター、翻訳家。国立台湾師範大学、対外経済貿易大学、上海戯劇学院に留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Porco

9
映画は観ずに読みました。読みづらいとは思いませんでしたが、ストーリーにひねりがなくて、面白いとは言いがたいでしょう。日台友好が目的みたいなので、それには変にひねらないほうがいいのでしょうが。2016/09/17

及川まゆみ

5
はっきり言って読みにくいです。が、映画のノベライズなので、映画を思い浮かべながら読むと楽しいです。この本は映画鑑賞後に読むのをオススメしますね。映画にないエピソードも入っています。2016/08/24

kaorin

1
映画を観る前に原作を読んだのですが、訳か原作自体の問題なのかとても読みづらかったです。ストーリーの展開もキャラクターの描き方も雑な感じがしましたが、台湾人のリアルな感情や台湾と日本の複雑な関係などが知られて勉強になりました。台湾は親日国だと単純に思われていますが、いろんな思いが複雑に入り混じってる事を改めて感じられた一冊。2014/07/20

林檎

0
正直あんまり感動できなくてつまらなかったけど日台映画をきっかけに台湾との交流が増えて欲しいな。2014/06/24

うりきち

0
映画は嫌いじゃないけれど、ちょっと彼女の描き方がね。ノベライズでもあんまり。でもそれぞれの思いを小説は書けるから彼女のことも理解したくなる。一番近い異国の一つで一時期は日本統治下にあった国のことをもっと知りたくなる。映画の監督、魏徳聖監督がかかわる最新作は日本統治下の台湾から甲子園(当時は中学野球)に来たチームの話だそう。楽しみにしたい。 2013/01/12

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