内容説明
ホームレス、物乞い、養護施設、犯罪、少年院―幼い頃から社会のどん底で生きてきた男が、社長に迎えられて大成功!過酷な半生から体得した“這い上がり哲学”を披露する。
目次
1 つぶされるな!3%で行け!
2 自分の人生、自分がリーダー
3 プライドを捨てて、他人から学ぶ
4 おのれをよく知り、強くなる
5 わくわくできる目標を設定する
6 やってきた好機をつかみとれ
7 失敗を恐れるな。失敗から学べ
8 被害者意識を捨てる
9 けなし屋をノック・アウト
10 小難しい理屈はいらない
著者等紹介
バード,ジョン[バード,ジョン][Bird,John]
ホームレスの自立を支援する企業「ビッグイシュー」の共同創設者。またそこで刊行される雑誌『ビッグイシュー』の元編集長。1946年ロンドンのスラム街生まれ。5歳でホームレス、7歳で養護施設に預けられる。10歳から万引き、強盗、放火などさまざまな犯罪に手を染め、少年院生活を繰り返す。20代後半以降、印刷・出版業を手がけ成功。45歳のとき、ザ・ボディショップ会長のゴードン・ロディックとともにホームレスが販売する雑誌『ビッグイシュー』を創刊する
田村源二[タムラゲンジ]
1947年生まれ。慶応義塾大学文学部社会学科卒。英米仏の翻訳で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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tibiaya
3
3%ずつ進める、今までの人生でなかなか出来てなかったことだな。。。まずはこの読書メーターを毎日続けよう。2012/04/22
すいか
3
新宿で売っているのをよく見かける雑誌「ビッグ・イシュー」。その販売までの奥深いいきさつを知ることができました。章ごとに強く生きるための法則を書いてあり、体験にもとづく解説でとても読みやすかったです。自分から、問題を複雑にせず、常に3%ずつの積み重ねで、前進していくことが大事と書いてあり、あわてずにゆっくりでも進むことが大切なのだなと感じました。勇気をもらえる本です。2009/09/20
木々 孝太郎
2
著者は一貫して「3%ルール」を主張している。確かにそうである。何か新しい事を始めようとする時アレもコレもと欲張りすぎて結局負担が大きくなり投げ出してしまう。毅然と目標を見つめつつ3%ずつ進めていくのはとても現実的だと思う。3%も人によりけりで、他人を見ると自分よりどんどん先に進んでいて嫌になるが、それは彼にとっての3%であり、自分の3%をわきまえた方がいいだろう。イチローも一打席で2000本打っている(?)訳ではない。成功本に共通する事だが、毎日少しでいいのでコツコツ続けなさいという事である。云々。2012/08/13
阿部ちゃん
2
どんなに大きなことでもまずは小さなことの積み重ねであると、著者の体験をもとにシンプルに書いてある本です。自分の環境ではなく、自分の考え方次第であると学びました。2012/01/09
大石倫太朗
2
読みながら、自分のおかれている環境や、育ったいきさつなどを深く振り返っていた。シンプルに本質が語られている。2010/04/07
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