内容説明
十歳の女の子シュテフィは、ママとふたりぐらし。放課後はいつもひとりで、つまらないなあと思っていました。ある日、「わたしもほかの子みたいに、おばあちゃんがほしい」と思ったシュテフィは、新聞に広告を出すことにしました…「おばあちゃん、ぼしゅう中!」すると、電話がたくさんかかってきました!シュテフィは、四人のおばあさんと、つぎつぎに会ってみることにしました。いろんなおばあさんがいます…庭仕事がとくいなおばあさん、男の子とのつきあいかたを教えてくれるおばあさん…。どの人に決めたらいいか、わからなくなったシュテフィは、友だちの助けも借りることにして…?シュテフィとなかまたちの活躍が楽しい、ドイツの物語。小学校低・中学年~。
著者等紹介
トゥッカーマン,アーニャ[トゥッカーマン,アーニャ][Tuckermann,Anja]
1961年ドイツ生まれ。子どものための雑誌やラジオ、セミナーやワークショップの仕事をしながら、作家としても作品を発表している。2006年には、ノンフィクション作品でドイツ児童図書賞を受賞するなど、幅広く活躍中。この物語の舞台、ベルリンで育ち、現在もベルリンを中心に活動している
齋藤尚子[サイトウヒサコ]
東京生まれ。上智大学大学院修士課程ドイツ文学専攻修了。専門は十九世紀オーストリア文学。大学で教鞭を執る生活の後、現在は翻訳に専念している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あーちゃん
6
おばあちゃんは必要!!
あるちゃ
3
ドイツの子供たちの生活を垣間見ることができて興味深かったです。 同じ国に住んでいても、それぞれ全く違った人生を歩んできたおばあちゃんたち4人の語る言葉や人生の振り返りに楽しくなったり悲しくなったり。 最初はあれこれしてもらうことばかりを考えておばあちゃんを募集したシュテフィですが、相手にしてあげる楽しさにわくわくする姿には一緒にわくわくしました。 児童書の割には、ちょっと濃い?感じのする恋愛に関するやりとりが描かれていたりもするのですが、これもドイツらしさなんでしょうね。 面白かったです。 終わり方も、こ2016/08/30
Margate
0
ドイツの児童書です♪読み終えたらそれなりに面白かったけれど、途中でわたしはちょび読み飽きました;何はともあれこの本が本年最初の読了本です。2010年01月02日 23時53分2010/01/02
ぷー
0
おばあちゃんの昔話としてユダヤ人の悲しい話や、ベルリンの壁のことについてふれている。ポケモンカードが浸透していて驚き。2012/03/11
AKI
0
おばあちゃんって、いるとしあわせ~2012/02/27