内容説明
現代に舞い降りた新しいヒーロー、その名は、稲妻6!!正義は人ではない、物でもない、おそらく力ですらない。正義はただ、心にある想いだ。愛する家族の未来を、少しでもよいものとするために、俺は、戦う!!変身。
著者等紹介
坂本康宏[サカモトヤスヒロ]
1968年生まれ。愛媛大学農学部卒業。第三回日本SF新人賞の佳作に入選した『歩兵型戦闘車両OO』が02年に刊行され、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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キキハル
13
寄生虫について詳しくなりました。因果律がきちんと成立しており内容がすんなりと納得できます。正義とかヒーローとか面映ゆくて口には出せないけれど。大切な人を守るヒーローになりたいと憧れたことはありませんか。人間が怪物めいた化け物に変身して人を喰らう。そんな体になりながらも、愛する家族を守り人としての正義を貫きたいと闘う男・稲妻6。なかなか熱いストーリーでした。難を言えば、最後の2ページは不要ではないかとか、表紙絵をもう少し取っ付きやすいデザインに変えればいいのにとか思わないでもありませんが、面白い物語でした。2014/01/03
MarsAttacks!
8
てっきりタイトルの字面から、あの変身ヒーローの物語と思って読んでいたら、全然違い仮面ライダーのオーマージュ作品になっていました。内容は結構ハード子供向けではなく、大人が読む変身ヒーローものとして、楽しく読めました。青臭いですけど主人公が唱える「正義」っていいですね。なかなか面白い作品を書く作者さんに出会えました。他の作品も読んでみたいと思うし、これの続編も希望したい。2013/10/27
のりすけ
1
あらまほしき巻き込まれ型ヒーロー。あまりにも「まとも」な感覚の持ち主過ぎて、気恥ずかしい部分もあるけれど、ヒーローとはそういうものなのだ!正義とは何だ!愛とは何だ!そして信頼とは、家族とは!おばはんの中にある「熱い何か」が迸る。あんさん、かっこよろしおすえーーー!と!!2016/10/17
かるまじろ
1
故 石ノ森章太郎先生の描いた原作ライダーの持っていた「怪物と英雄の狭間を行き来して葛藤する異形のヒーロー」の世界観 変身の原理が斬新でしびれた。続編も読みたいなあ...。2009/02/11
まつじん
1
6人目の男は!ってやつですな。2009/10/03