クリスマスの人形たち

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  • サイズ B4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 31cm
  • 商品コード 9784198626297
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

内容説明

昔々、はるか遠い国のクリスマスの夜。ふしぎな魔法つかいの呪文で、ひと晩だけ、人間のように話したり、動いたりできるようになった木の人形たちは、クリスマスのおしばいをするために町の人たちが待つ広場へとむかいました。魔法のききめは、真夜中の12時の鐘が鳴り終わるまで。ところが、たいこたたきの兵隊人形とピエロの人形が、美しいおどり子人形をめぐって、けんかをはじめてしまい…?聖夜に起こった、人形と魔法のふしぎな物語。ロシア生まれの画家による、クラシックで華やかな絵が魅力的な、クリスマスにおすすめの絵本です。

著者等紹介

アダムズ,ジョージー[アダムズ,ジョージー][Adams,Georgie]
作家。1945年、イギリスのケント州生まれ。60年代から、ロンドンの出版社で子どもの本の編集者として活躍。絵本の文章を中心に、創作にも力をそそいだ。90年代以降は著作に専念し、セリーナ・ヤング、サリー・ガードナーなどの人気画家との絵本が好評を博している。コーンウォール州在住

ミハイロフスカヤ,カーチャ[ミハイロフスカヤ,カーチャ][Mikhailovskaia,Katya]
画家。ロシアのサンクトペテルブルク生まれ。同市の美術学校を卒業後、グラフィックデザイナー、画家として活躍。90年代前半から、ロンドンの出版社と仕事を始め、個展も開いている。また、演劇や映画の分野でも活躍し、サンクトペテルブルクのキーロフ劇場で、衣装デザインも手がけている

こだまともこ[コダマトモコ]
翻訳家、作家。東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。出版社に勤務した後、児童文学の創作と翻訳を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒラP@ehon.gohon

11
人形たちが魔法で人間になって、クリスマスの夜を楽しみます。 太鼓たたきの兵隊とピエロに踊り子。 踊り子を参加させて、時おり眺めている魔法使いも意地悪ですが、楽しい三角関係でした。 12時の鐘が鳴り終わるまでに帰ってこなければいけないなんて、シンデレラのようですが、ちょっと変わったクリスマスの物語。 三人の関係がはらはらどきどきの甘い物語です。 実写判になったら素敵なファンタジーでしょうね。2016/12/14

timeturner

1
話は他愛ないけど、温かい色、ロシア風の意匠のカーチャ・ミハイロフスカヤの絵がクリスマス気分を盛り上げる。2015/01/06

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