内容説明
それは、瑠璃子先生の真っ白な脚線を見た瞬間から始まった。中学二年・日高優作、やんちゃな下半身をもてあます思春期。おっかない体育の女先生にのぼせ上がった優作は、とつぜん体操部に入部する。熱病が本物の恋へと姿を変えたとき、お気楽だった毎日は重苦しい日々へと暗転、そして事件が―。
著者等紹介
小川勝己[オガワカツミ]
1965年長崎県生まれ。2000年、『葬列』で横溝正史賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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らむり
38
中2男子のリアルな性春物語です。個人的には、結構好きなお話でした。2015/08/01
ともさん
6
ガキでスケベな中二病の物語、初恋のsexしたい相手が瑠璃子先生で幸運でした。2017/05/09
七色一味
5
読破。いやぁ~。エロ惚け中弛み根性なしな中学生男子の日常が…。結構読んでてイタイ部分があったりもしますが…。キレイなオトナのオンナ教師に憧れるってのも、これはこれでとっても刺さるものが…。ああ青春(性春)…。これって、微妙に女性はどうなんでしょう????2011/08/27
ophiuchi
4
親友が起こした事件が唐突な感じがしました。性のことばかりで頭がいっぱいになっている中学生を書くだけは話を作り切れなかったのかな?2010/06/08
勉誠出版営業部
2
小川勝己さんの『純情期』を読了。前半はいかにも中学生男子な、エロ&下世話な話が続き、好き嫌いは分かれますが、これはこれで面白い。後半で小川さんらしい鬼畜展開に持って行こうとしているところが、いささか無理やり気味に感じられました。2016/06/26