内容説明
チャーリー・ボーンは、伝説の“赤の王”の血をひき、特別な力を持つ“めぐまれし者”の一人。写真や絵の中に入ることができる、十二歳の男の子だ。ある日、町じゅうから動物という動物が消え、町全体が死んだようにひっそりとしてしまう。一方、チャーリーのおばあちゃんは悪い魔法でこおりつき、お母さんは謎の男と会うようになった。お母さんがお父さんのことをわすれてしまったら、行方不明のお父さんは、もう二度ととりもどせなくなるのに…。すべては、肖像画にひそんでいた邪悪な「影」がめざめたせいらしい。悪の魔法をとくために、チャーリーと仲間たちは、木に変身したという“赤の王”をさがすが…?さまざまなおそろしいできごとをひきおこした邪悪な影をめざめさせた、意外な人物とは?はたして、チャーリーはお父さんを見つけ出すことができるのか…?チャリーと仲間たちが悪に立ちむかう人気冒険ファンタジーシリーズ、ついにクライマックスをむかえる第五巻!小学校低・中学年から。
著者等紹介
ニモ,ジェニー[ニモ,ジェニー][Nimmo,Jenny]
1944年生まれ。イギリスの児童文学作家。舞台女優、BBC(英国放送協会)の子ども番組の制作などの仕事を経て、27歳から物語を書きはじめ、これまでに50冊を越える作品を出版している。1986年に“The Snow Spider(『雪のクモ』未邦訳)”がスマーティー賞を受賞。1997年の“The Owl Tree(『フクロウの木』未邦訳)”で二度目のスマーティー賞受賞、ほかの本でもカーネギー賞やウィットブレッド賞にノミネートされるなど、高い評価を受けている
田中薫子[タナカカオルコ]
1965年生まれ。子どものころ、米、豪で計五年半暮らす。慶應義塾大学理工学部物理学科卒。ソニー(株)に入社、英語教材の企画などを担当。退社後、児童書の翻訳に携わる
シェリー,ジョン[シェリー,ジョン][Shelley,John]
イギリス、バーミンガム生まれ。美術学校でイラストレーションを専攻。1983年からロンドンでフリーのイラストレーターとして活動を始め、1987年より日本在住。広告・絵本を中心に幅広く活動。初めての絵本『ザ・シークレット・イン・ザ・マッチボックス』で、1989年英マザーグース賞に入賞、アメリカではペアレンツチョイス賞を受賞。近年は、「あなたの知らないアンデルセン」シリーズ(評論社)、「デットフォードのネズミたち」シリーズ(早川書房)、「チャーリー・ボーンの冒険」シリーズ(徳間書店)など、絵本・挿絵の分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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saori