内容説明
ミミちゃんは、どこへ行くにもねんねタオルといっしょ。「たまにはおいていったら?」「あかちゃんみたいだよ」パパやママやおにいちゃんがいうので、ミミちゃんはしんぱいになりました。「ねんねタオル、とられちゃったらどうしよう?」そこでミミちゃんは、ひみつの場所にねんねタオルをかくしましたが…?お気に入りのタオルやお人形を持っているすべての子どもたちに贈る、英国生まれの優しくてかわいい絵本。
著者等紹介
スチュアート,アンバー[スチュアート,アンバー][Stewart,Amber]
英国で編集者として働くかたわら、絵本の文章も手がけている
マーロウ,レイン[マーロウ,レイン][Marlow,Layn]
大学で美術史とイラストレーションを学んだのち、『Words about Pictures』という作品を制作。図書館で働き、子育てを始めてから、絵本という形式の魅力に目覚め、幼い子ども向けの絵本を作りはじめる。現在は、英国のハンプシャーで夫とふたりの子どもと暮らしている
ささやまゆうこ[ササヤマユウコ]
本名、笹山裕子。上智大学外国語学部英語学科卒業。新聞記事の英訳の仕事などをしたのち、フリーの翻訳者になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
70
娘もお気に入りのブランケットがあり、保育園に行ってる時以外はずっと持ち歩いているくらいの宝物でミミちゃんのねんねタオルが無くなった場面ではめちゃくちゃ心配しており、もうねんねタオルはあかちゃんにあげるとなるとえー!!ってビックリしていた。自分のブランケットは絶対誰にもあげないとのこと(笑)2022/03/14
ニャーテン
8
2歳半の息子もタオルをおやすみアイテムにしている。読み聞かせ初回はノーリアクション。二回目からは最後のページで勢いよく「あった!ここ!」と指差して教えてくれた。寝る時だけだし、まだねんねタオル特にやめさせたいわけではないけど、ミミちゃんのように成長に伴って自然にさよならできたらいいな。親の気持ちも安心させてくれるような優しさがある絵本。2018/04/30
遠い日
8
大きくなって、なんでも自分でできるようになっても、ねんねタオルを手放せないミミちゃん。眠る時の安心感が託されている物。ミミちゃんの成長のようすがとってもいじらしくて、時間とともに、心が育っていくのが印象的。2017/03/31
喪中の雨巫女。
5
ミミちゃんも、ねんねタオルと卒業できてよかった。2011/01/23
イーマ
3
娘にも赤ちゃんの時からお気に入りのバスタオルがあり、今でも寝る時の必須アイテム。タイトルが気になって手に取ってみました。取られまいとして隠したつもりが、ミミちゃんの大事なタオルが行方不明に。それでも、少しずつ我慢できるようになります。ただ、肝心の娘は「こんなことになったら困る!」とばかりに、この本はお気に召さなかった様子。まだまだタオルは手放せないみたいです。2013/06/25
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