子育てキャッチボール―ボールひとつから始まる教育再生

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198623432
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0037

内容説明

球界で、教育現場と政界で、子供たちの心の荒廃を憂えてきた僕たち。いじめやシゴキにあった、不登校だったこともある二人の勇気と希望の直球対談。

目次

第1章 諦めに覆われた子供たち―挫折もないかわり夢もなく(栄光暗転の夜の対談;「自発スイッチ」が消えた子供たち ほか)
第2章 失敗した子はほめてあげる―成功はつまずいた子のもの(古田選手会長、苦渋の決断;ピンチこそチャンスと、子供たちに ほか)
第3章 チームワークができますか?―情報社会が要求する新能力(斎藤佑樹、ヤクルトキャンプへ;体験させたいチームスポーツ ほか)
第4章 ナナメのおとなの力とは?―コミュニティ・スクールという試み(シドニーでのカルチャーショック;地域住民を教師のアシスタントに ほか)
第5章 キャッチボールの復活を!―親が球を拾う姿を見せる意味(キャンプ地での約束;キャッチボールと父親の不可分な関係 ほか)

著者等紹介

古田敦也[フルタアツヤ]
東京ヤクルトスワローズ選手兼任監督。捕手。1965年兵庫県生まれ。立命館大学卒業後、トヨタ自動車に入社、88年のソウルオリンピックで銀メダルを獲得。90年にヤクルト入団以来、MVP2回、首位打者1回、正力松太郎賞1回など数々の栄誉を受ける。2004年の球界再編時には選手会長として尽力し、2リーグ制球団数維持を確保。05年4月には大学社会人出身の選手としては初めての2000本安打を達成した。06年から現任

鈴木寛[スズキカン]
参議院議員。中央大学大学院客員教授、早稲田大学客員准教授。1964年兵庫県生まれ。灘中・高から東京大学法学部卒業。通産省勤務、慶応義塾大学SFC助教授を経て、2001年、民主党公認で参議院議員に初当選。以来、教育改革をライフワークに、05年には党の「次の内閣」文科大臣を務めた。地域住民が学校をサポートするコミュニティ・スクールを生み出し、150校まで拡大(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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じゃがたろう

1
「キャッチボールは人間の原点である」というお二人の対談。野球というスポーツを通しての教育、野球が好きで教育に携わる人間にはたまらない内容かもしれない。理不尽に耐え、臨機応変に対応することは山崎武司にも多少通ずる。2017/09/25

NGI48

0
鈴木寛、古田両氏の実体験を交えて、教育について議論されていた。ひと昔前と現代の子どもの違いについて書かれ、子どもにいろんな価値観を持った大人たちと関わりをもたせることが大切だと感じた。2013/02/07

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