ぼく、ふゆのきらきらをみつけたよ

エメット，ジョナサン【文】〈Ｅｍｍｅｔｔ，Ｊｏｎａｔｈａｎ〉/キャバン，ヴァネッサ【絵】〈Ｃａｂｂａｎ，Ｖａｎｅｓｓａ〉/おびか ゆうこ【訳】

徳間書店（2006/10発売）

• サイズ B4判／ページ数 1冊(ﾍﾟ／高さ 31cm
• 商品コード 9784198622480
• NDC分類 E
• Cコード C8797

内容説明

モグラはあるひ、ゆきのもりで、きらきらひかるたからものをみつけて、おおよろこび。ところがうちへもってかえるとちゅうで、きらきらはしだいにちいさくなり、きえてしまいました！なかよしのどうぶつたちは、がっかりしているモグラをなぐさめますが…？雪の森を舞台にした、やさしく、かわいい絵本です。

著者等紹介

エメット，ジョナサン［エメット，ジョナサン］［Ｅｍｍｅｔｔ，Ｊｏｎａｔｈａｎ］
１９６５年イギリスのレスター生まれ。子どものころにモーリス・センダックやドクター・スース、ロアルド・ダールの作品に強い影響を受け、１４歳のころから作家になりたいと考え始めた。大学で建築を勉強し、建築家として働きながら、子どもの本を書き始め、１９９９年に「Ｄｏｏｈｉｃｋｅｙ　ａｎｄ　ｔｈｅ　Ｒｏｂｏｔ」（未訳）でデビュー

キャバン，ヴァネッサ［キャバン，ヴァネッサ］［Ｃａｂｂａｎ，Ｖａｎｅｓｓａ］
１９７１年イギリス生まれ。両親の仕事の関係でアフリカ、スペイン、ベルギー、アメリカなどで育ち、イギリスでは寄宿学校で学んだ。ブライトン大学でイラストレーションの優秀賞を受け、王立芸術学院で修士号を取得。ブライトンやロンドンでたびたび個展を開催、１９９９年にはじめての絵本「Ｌｏｖｅ　ｉｓ　ａ　Ｈａｎｄｆｕｌ　ｏｆ　Ｈｏｎｅｙ」を発表

おびかゆうこ［オビカユウコ］
小比賀優子。国際基督教大学教養学部語学科卒。出版社勤務、ドイツ留学を経て、児童書の翻訳や絵本の創作にたずさわっている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[うしこ＠灯れ松明の火（文庫フリークさんに賛同）]

ある冬の日、もぐらは雪の中できらきら光る宝物を見つけました。あまりにも綺麗だったのでお家に持って帰ろうとしたもぐらでしたが・・。ほのぼのとしたお話でした。ラストシーンがとても綺麗でした。★★★

2012/02/23

[Willie the Wildcat]

生まれて初めての雪。見つけた”きらきらのたからもの”。全く同じ体験をしたスキー帰りを思いだす。ビニール袋に大切に”保管”し、夜スキー場を出発。自宅に着いたら・・・。涙・涙・涙、だったなぁ。姉妹本の『ぼく、おつきさまがほしいんだ』とパターンは同じだが、友達がとても温かい。皆で夕日に輝く”きらきらのたからもの”を見つめているときの後姿！”家族”を感じる。次男も同じページの絵がお気に入りだったみたい。雪の降った日本で次男と再読したいなぁ・・・。

2012/08/04

[花林糖]

（図書館本）表紙の可愛いモグラに惹かれて。冬のある日のモグラと森の動物達の可愛い可愛いお話。最後が最高に素敵です。『ぼく、おつきさまがほしいんだ』も読んでみよう。

2016/02/18

[退院した雨巫女。]

私も、冬のきらきら観たいなあ。

2010/11/03

[絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく]

モグラは雪の中できらきらしたものを見つけ、宝物にして持ち帰ろうとしたら、途中で消えてしまいました。その理由を森のお友だちが教えてくれて…。

2023/04/03