内容説明
東京消失、人質、千八百万!狂気の男が要求した条件を撥ねつけた日本政府。極秘指令を受け、死地に投入された特殊作戦群が眼前にしたものは。
著者等紹介
松浪和夫[マツナミカズオ]
1965年、福島県生まれ。福島大学経済学部卒業。89年、銀行を退職し、文筆活動に専念。「光と影」で、第9回読売テレビゴールデン・シナリオ賞最優秀賞を受賞したのち、第4回日本推理サスペンス大賞佳作を、『エノラゲイ撃墜指令』(新潮社)にて受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鈴と空
2
何より一番印象深く残るのは理不尽さだろうか。テロを無事に防ぐことが出来るのかというハラハラ、国を護るために闘うという正義感、無条件に信頼できる上官や仲間、どんな大義を掲げたところでいきなり水爆なんてところへ発想が行くものかという疑問、などなどいろいろあるけど一番は理不尽さ。傷ついたり命を落とすのはいつも現場の人たち、というのは物語の中ではさほど珍しくはないけど、でもそれが一番印象的。2010/09/01
nemuo
1
日本の行く末を憂う有志が起こした反乱。今となってはありがちな設定ではあるが、海外派兵という政治情勢も絡めてうまくまとめている。後半は特に圧倒的な戦闘シーンで盛り上がるが、如何せん状況が分かりづらく、これが映画だったらと思わざるを得ない。ちょっと設定が粗いなというのはあるけど、相手拠点への潜入場面なんかは単純な近代戦闘にはないワクワク感もあって良かった。2024/07/24
ファントム
1
設定に違和感があった。自衛隊員どうしが殺しあうのも残念。理念のために、水爆を落とすというのも受け入れられませんでした。いろいろな兵器の勉強には、なりました。2015/11/15
がしがし
0
けっこう書けてると思う。2012/04/04
やぶやぶ
0
★32014/07/21