内容説明
山姥が子どもを誘拐す!?鬼の腕は何を語るのか―。地蔵寺の犬“豪”がくわえてきたのは切り落とされた左腕。洛中では子どもが次々と誘拐され、山姥の仕業という噂が。闇の仕事師・四人と一匹、京の町を疾駆する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りょうこババ
2
初めての澤田ふじ子作品。江戸時代の江戸の町を舞台にした小説をたくさん読んでいたが、これは京都が舞台。通りの名やお寺や聞いたことのある山などが出てきて新鮮だった。話しは勧善懲悪で面白かった。4人(坊主、同心、その手下、絵師の女)と一匹が悪人をやっつける。2021/10/25
中身はおじさん
1
足引き寺閻魔帳シリーズ、京の「梅安」とでもいったところか。(いや、随分軽めだが)表紙がなぁ、怖くて臆していましたが、良かった、妖怪モノではなかった。というか、ま、ま、ま、読みやすい。2022/04/16
くっきー
1
うーん。また連作短編の形に戻ってしまったか…。まぁこれはこれで面白いからいいんだけど。2013/08/11
kazu@十五夜読書会
1
足引き寺閻魔帳シリーズ第6弾。データーベースより⇒京都綾小路に名ばかりのお堂と小さな庫裏をかまえる地蔵寺。この寺にはもう一つの顔があった。①「足引き寺閻魔帳」②「女狐の罠」③「正護院の仇討」④「嵐山殺景」⑤「悪の梯子」⑥「山姥の夜」⑦「暗殺の牒状」⑧「亡者の銭」⑨「妻敵にあらず」⑩「再びの海」2012/11/27
mitsuru1
1
シリーズ第6弾間が抜けてしまったが、問題ないようです。2009/03/08
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