炎熱の赭土(ラテライト)

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  • サイズ B6判/ページ数 344p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198621285
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

雑誌記者・追川弥とカメラマン・花井秀夫は、ある男を追ってバンコックに滞在していた。男の名前は宮地健世。一九九二年、自衛隊がUNTACへの支援活動のためカンボジアに派遣されたときに、現地の諜報員として活躍したが、実はポル・ポト派と通じているという噂があった人物だ。任務を終え帰国した宮地は、半年後、自衛隊幹部爆殺事件の容疑者として追われる身となった。その宮地が数日前、バンコックのムエタイ競技場ルンピニスタジアムに姿を現したのだ。宮地はインドシナのこの地でいったい何をしようとしているのか?!容赦なく照りつける太陽と赭土の乾いた大地を舞台に、民族の凄絶な闘いを描く長篇冒険小説。

著者等紹介

三枝洋[サエグサヒロシ]
1956年横浜生まれ。大学卒業後、農業技術者としてブラジルに移住。その後ニューヨークへ移り、フォトジャーナリストの仕事を始める。95年『コラソン・ハイウェイ』(クレスト社)で作家デビュー、大沢在昌氏に「我々を脅かすことになるであろう、大きな新人」と評される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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