赤い鳥の国へ

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  • サイズ A5判/ページ数 54p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784198620998
  • NDC分類 K949
  • Cコード C8097

内容説明

ずっとむかし、身よりをなくした小さな兄と妹が、雪の森で、まっ赤な鳥を見つけました。鳥をおいかけて、二人がたどりついたのは、光あふれる春の草原でした…「子どもの本の女王」リンドグレーンが、まずしい時代の子どもたちを優しいまなざしで見つめた、珠玉の幼年童話。リンドグレーンの挿画で定評のある人気画家の絵を、オールカラーで収録した美しい本です。

著者等紹介

リンドグレーン,アストリッド[リンドグレーン,アストリッド][Lindgren,Astrid]
1907‐2002。スウェーデンの児童文学作家。1944年に初めて書いた『ブリット‐マリはただいま幸せ』(徳間書店)が小説のコンテストで入賞、以後本格的に創作を始め、児童書の編集者として働きながら、ゆかいな冒険物語、素朴で楽しい物語、しみじみとしたファンタジーなど数多くの作品を書いた。その作品は世界中で愛されている。1958年には国際アンデルセン賞を受賞、“子どもの本の女王”と呼ばれている

テルンクヴィスト,マリット[テルンクヴィスト,マリット][T¨ornqvist,Marit]
1964年、スウェーデンのウプサラでスウェーデン人の父とオランダ人の母の間に生まれ、5歳からオランダで育つ。毎年夏をスウェーデンで過ごしている。児童文学者である母リタ・テルンクヴィストの本の挿絵を描いて、25歳でデビュー

石井登志子[イシイトシコ]
1944年生まれ。同志社大学卒業。スウェーデンのルンド大学でスウェーデン語を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新地学@児童書病発動中

79
みなしごの兄弟が赤い鳥に導かれて、厳しい生活の中に救いを見出すお話。雪の白と鳥の赤のコントラストが印象に残る。リンドグレーンの物語にしては静かな雰囲気が漂っている。お話というものは、大人が考える以上に子供にとって大切なものなのかもしれない。悲惨な環境の中にあっても、お話があれば子供は元気になれるのだ。これを読んで、リンドグレーンの物語は子供たちに対する応援歌なのだと気づいて、ますますリンドグレーンが好きになった。2014/01/13

yukision

60
親のいない貧しい兄妹がもらわれた家は働き手が欲しいだけの農家。一日中働き,食べ物もろくに食べられない悲惨な毎日。冬の間少しだけ開かれる学校に通うことだけが生きる希望だったが,そこも楽しい場所ではなかった。帰りに見つけた赤い小鳥に導かれ,そこに開かれた場所は…。辛い毎日が暗い色彩で描かれているだけに,赤い鳥の国の鮮やかさが印象深い。2022/04/03

とよぽん

44
みなしごになった兄妹の灰色の生活、朝から晩まで働かされ、みすぼらしい服装、粗末な食事。けれども、二人は赤い鳥に導かれ、若草色の不思議な国・・・春のミナミノハラで夢のような時を過ごす。「それから、ふたりは、音をたてずに、そうっと扉をしめました。」THE END リンドグレーンの物語には、こんな救いがあるのだった。絵の色調が対照的で、暗い灰色の生活と楽しいひと時の落差が際立っていた。2020/08/10

ケロリーヌ@ベルばら同盟

31
リンドグレーンは、この美しく哀しいお話をずっと昔の、多くの人々が貧しかった頃、と書いていますが、果たして物が溢れ、多くの労働が機械によって行われるようになった現在、子どもたちを取り巻く環境は、温かく思いやりに満ちた明るいものになっているでしょうか。大人の都合の良いように扱われ、ここではないどこかを夢見ながら、冷たい灰色の現実に身を竦ませている子どもはいなくなったでしょうか。赤い鳥の国を全ての子どもたちの手に届く所にするために、何か出来る事はないか、自身に問いかけています。2018/08/01

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

12
身寄りをなくした幼い兄妹マティアスとアンナ。貧しい時代、引き取られた先でもひもじい思いをしています。ある日森の中で赤い鳥に出会い、導かれるように不思議な世界へ。そこは子どもたちが笑顔で暮らせる世界。もうここへくるのは最後の日、二人はこの世界に繋がる扉を…。2020/08/20

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