内容説明
ずっとむかし、身よりをなくした小さな兄と妹が、雪の森で、まっ赤な鳥を見つけました。鳥をおいかけて、二人がたどりついたのは、光あふれる春の草原でした…「子どもの本の女王」リンドグレーンが、まずしい時代の子どもたちを優しいまなざしで見つめた、珠玉の幼年童話。リンドグレーンの挿画で定評のある人気画家の絵を、オールカラーで収録した美しい本です。
著者等紹介
リンドグレーン,アストリッド[リンドグレーン,アストリッド][Lindgren,Astrid]
1907‐2002。スウェーデンの児童文学作家。1944年に初めて書いた『ブリット‐マリはただいま幸せ』(徳間書店)が小説のコンテストで入賞、以後本格的に創作を始め、児童書の編集者として働きながら、ゆかいな冒険物語、素朴で楽しい物語、しみじみとしたファンタジーなど数多くの作品を書いた。その作品は世界中で愛されている。1958年には国際アンデルセン賞を受賞、“子どもの本の女王”と呼ばれている
テルンクヴィスト,マリット[テルンクヴィスト,マリット][T¨ornqvist,Marit]
1964年、スウェーデンのウプサラでスウェーデン人の父とオランダ人の母の間に生まれ、5歳からオランダで育つ。毎年夏をスウェーデンで過ごしている。児童文学者である母リタ・テルンクヴィストの本の挿絵を描いて、25歳でデビュー
石井登志子[イシイトシコ]
1944年生まれ。同志社大学卒業。スウェーデンのルンド大学でスウェーデン語を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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新地学@児童書病発動中
yukision
とよぽん
ケロリーヌ@ベルばら同盟
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく