内容説明
高校一年生のケイトのクラスに、不思議な目をした少年ジャロードが転校してきてから、教室やカフェが不気味な嵐に襲われるといった出来事が続いた。ジャロードには、何か風にまつわる「力」がある…と直感するケイト。でも、ジャロードは自覚がなく、認めようとしない。だがやがて、ジャロードの家族に恐ろしい呪いがかかっていることが明らかになった。そこで、ケイトの祖母の魔法で時空を超えることになったケイトとジャロードは、中世イングランドの断崖の上に立つ「闇の城」に足を踏み入れ…。呪いを解く鍵はどこに?そして、ひかれあうケイトとジャロードの気持ちは…?現代の二人の高校生が、一族に八百年間災いをもたらしてきた邪悪な呪いに挑む、ロマンチック・ファンタジー。
著者等紹介
カーリー,メアリアン[カーリー,メアリアン][Curley,Marianne]
1959年オーストラリアのニューサウスウェールズ州で生まれる。六歳のとき、シドニー郊外の人里離れた農場に引っ越したのを契機に、読書にのめりこむようになる。高校卒業後、法律事務所の秘書として働き、二十一歳で結婚。育児のかたわら学校に通い、社会人にオフィス実務を教える教師となる。その後、ヤングアダルト向けの小説家を目指し、最初の作品となった『闇の城、風の魔法』は、すでに十一カ国語に翻訳されている
小山尚子[コヤマナオコ]
1955年、広島県生まれ。同志社大学卒。児童文学の翻訳『イングリッシュローズの庭で』で産経児童出版文化賞受賞
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感想・レビュー
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詩歌
はる
くまくま
cecilia
しき