内容説明
こうさぎのホッピーは、とってもこわがり。いつもびくびくしているせいで、みんなからなかまはずれにされています。そんなあるひ、むらにわるいきつねがやってきて…。５さいから。
著者等紹介
ショー，エリザベス［ショー，エリザベス］［Ｓｈａｗ，Ｅｌｉｚａｂｅｔｈ］
１９２０～９２年。アイルランドのベルファスト生まれ。１９４６年、ドイツ人アーティスト、レーネ・グレーツと結婚し、旧東ベルリンに移る。以後ベルリンで、風刺画家・イラストレーターとして活躍し、多くの雑誌や本に個性的な作品を発表。また、ベルト・ブレヒト、マーク・トウェイン、アストリッド・リンドグレーンなどの著名作家の挿し絵も手がけた。１９６３年からは、自分でお話を書き、絵をつけた児童書を送り出し、これらの作品は現在、児童文学の古典となっている。鉛筆画、パステル画、エッチング、リトグラフなどの手法による、すぐれたグラフィック・アート作品に対して、ＤＤＲ（旧東ドイツ）芸術賞（１９７５年）、ケーテ・コルヴィッツ賞（１９８１年）他を受賞
新井さやか［アライサヤカ］
１９７２年ドイツ生まれ。小学校二年生までミュンヘンで過ごす。和光大学人文学部芸術学科卒業。現在、ドイツ語の児童書の翻訳に力を注いでいる
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感想・レビュー
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mntmt
18
図書館で、目を惹いた本。そうしたら、エリザベス ショーの本だった。好きな作家さんが私を呼んでいたのかな。2019/03/17
いっちゃん
10
普段怖がりで、なさけなくても、いざという時、やってくれた。いつもいばっていて、肝心なときに逃げ出すよりよっぽど良いし、カッコ良かった。2015/07/09
遠い日
10
心配性のおばあちゃんに、何でも先回りして心配されるホッピーくん。すっかり弱気で怖がりの子どもになってしまったホッピーくんが、小さなウリを守るために必死でがんばったこと。恐怖心より勇気が勝って、自分に自信が持てた日。もう怖がりウサギじゃない！2015/04/06
いっちゃん
8
いくら可愛い孫だからって、やっぱり過保護はダメだな。勇気がだせる子でよかった。2019/02/03
遠い日
5
心配性のおばあちゃんに育てられたウサギのホッピーくん。「怖がりホッピー」とみんなにバカにされ、誰もいっしょに遊んでくれません。だから、自分より小さいウリと遊んでばかり。でも、このウリのためにホッピーくんは勇気を出すことができたのです。守りたい存在の前では、怖さより勇気が前に出ました。そして、自分に自信を持つことがどういうことかよくわかったのです。2023/11/01
