内容説明
おまつりの日、あかちゃんたちがはいはいして、丘をくだっていっちゃった!「まってー!」とぼくは、おっかけた・・・影絵のなかから、いきいきと、子どものたちの表情が見えてきます!想像をかきたてるオリジナリティ豊かな絵本。
著者等紹介
ラスマン,ペギー[ラスマン,ペギー][Rathmann,Peggy]
アメリカのミネソタ州、セントポール市で生まれ、大学でさまざまな勉強をしたのち、心理学で学位をとりました。その後シカゴのアメリカンアカデミーで商業美術を学び、ロサンゼルスのオーティス・パーソンズ・デザイン学校で絵本の絵を描くことと文章を書くことについて学びました。1991年、「まねっこルビー」でデビューしたのち、1996年には、「バックルさんとめいけんグロリア」でコールデコット賞(アメリカで出版されたすぐれた絵本に与えられる賞)を受賞しています。現在はカリフォルニア州に住んでいます
たがきょうこ[タガキョウコ]
1955年生まれ。横浜市に住んでいます。小学生のころ、2年間アメリカの小学校に通いました。上智大学外国語学部フランス語学科を卒業し、その後子どもの本の翻訳のしごとをはじめました
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
25
読友さんご紹介。おまつりの日、赤ちゃんたちがはいはいして、丘をくだっていっちゃった。大人はまったく気づいていない。ぼくはひとりで追いかける。さて、どうなる? 黒の影絵か切り絵のような絵だから、表情はまったく描かれていない。なのに、表情が見えるようなのが、すごい。2021/07/22
スノーマン
23
黒色で描かれているのに、赤ちゃんや追いかける男の子の動きが生き生きしていて飽きさせない。これはチョウ、コウモリ、ハチ…。赤ちゃんも一人一人個性が影でもわかるのがスゴイ。最後、お家に帰ったコウモリもどきな赤ちゃん、そしてお母さんまでが、あれ?(笑)そしてイモムシとちょうちょが男の子の家に密かに紛れ込んでる〜。本当に細かいっ!2014/09/09
mntmt
12
影絵のようなイラスト。表現力がすごかった。2021/07/08
刹那
11
影絵みたいなイラストが素敵ー\(^o^)/すごい細かいの!!!2013/11/22
あおい
7
どんどん進む赤ちゃんと追いかける男の子。人物が影絵なので背景の美しさが際立ちます。1人だけ常に逆さまの赤ちゃんが気になる。2013/04/28