著者等紹介
高畑勲[タカハタイサオ]
1935年、三重県生まれ。アニメーション映画監督。’59年に東京大学仏文学科卒業後、東映動画へ入社、劇場用映画「太陽の王子ホルスの大冒険」(’68)で初演出。以後、劇場用中編映画「パンダコパンダ」シリーズ(’72、’73)をはじめ、TV作品「アルプスの少女ハイジ」(’74)「母をたずねて三千里」(’76)「赤毛のアン」(’79)の演出を手がける。劇場用長編映画作品としては「じゃりン子チエ」(’81)をはじめ「火垂るの墓」(’88)「おもひでぽろぽろ」(’91)「平成狸合戦ぽんぽこ」(’94)「ホーホケキョ となりの山田くん」(’99)などを監督
大塚康生[オオツカヤスオ]
1931年、島根県生まれ。’57年、東映動画に入社し日本初の本格カラー長編アニメーション「白蛇伝」(’58)、「わんぱく王子の大蛇退治」(’63)などに動画で参加。「太陽の王子ホルスの大冒険」(’68)で初めて作画監督を担当する。その後、東京ムービーを拠点に日本アニメーションなどでもアニメーターとして仕事をする。作画監督作品は「ムーミン」(’69)「ルパン三世」(’71)「パンダコパンダ」(’72)「未来少年コナン」(’78)「ルパン三世カリオストロの城」(’79)「じゃりン子チエ」(’81)など多数。『太陽の王子ホルスの大冒険』では絵コンテも担当した。’91年から9年間代々木アニメーション学院アニメーター科の講師として教壇に立つ。技術顧問を務めるテレコム・アニメーションフィルムのアニメ塾や、スタジオジブリの研修生への講義などを通じ、現在も後進の指導にあたっている
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