内容説明
「おひさまがおか」へようこそ！なつになるとわたしはいもうととおにいちゃんと、ひよこにえさをあげたり、はたけにみずをやったりします。それから、ちかくにのいちごのたくさんなるところがあってね…。みずうみでみずあそび、林でかくれんぼ、夏至のおまつり…こどもたちの夏のくらしを美しい絵でいきいきと描きだした、北欧の絵本。
著者等紹介
ベスコフ，エルサ［ベスコフ，エルサ］［Ｂｅｓｋｏｗ，Ｅｌｓａ］
１８７４年～１９５３年。スウェーデン生まれの児童文学作家・絵本作家。六人の子どもを育てながら、数多くの物語・絵本を残した。その作品は、北欧だけでなく世界中で、何世代にもわたって愛されている
石井登志子［イシイトシコ］
１９４４年生まれ。同志社大学卒業。スウェーデンのルンド大学でスウェーデン語を学ぶ
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♪みどりpiyopiyo♪
37
「おひさまがおか」へ ようこそ！ ここは わたしたちの うちです。まちにまった あかるい なつが やってきました。… ■かわいい絵本を読みました。100年以上前の北欧の暮らし。農場や森のある屋敷で暮らす子供たちの夏の愉しみ。■この本の描く「夏」は初夏〜夏至の前後。ひよこが生まれ、たんぽぽやポピーが咲いてます。私たち日本人は暑さで「夏」を感じるけれど、極地に近い高緯度の国では、白夜があるせいか 日の長さで「夏」を感じるのですね。■明るく 命がたぎる夏が、今年もやって来ますね (ღ′◡‵) （1898年）2019/05/09
シュシュ
24
北欧の夏のアルバムみたいな本。絵を見るのが楽しかった。夏休みののんびりした風景かと思ったら、家庭教師らしき先生による勉強の時間もあった。ベスコフの本には、時々、優しくてときに厳しい大人が出てくる。この本に出てくる先生もそんな感じだった。夏至まつりの場面もあって北欧らしい本。手元におきたい。 2019/05/19
チェ・ブンブン
15
スウェーデンの長閑な日常がみられる本だが、つまらなかった。多分、私の思想がシュルレアリスムに飼いならされているからであろう。2013/10/25
遠い日
8
スウェーデンの子どもたちの夏。のどかで、明るい季節をめいっぱい楽しむようすが、きれいな絵で紹介されている。貴重な光の季節の楽しみ方は、子どもならではの喜びに満たされている。わたしは、ベスコフが描く、夏至祭の花や葉で飾った柱に憧れる。2014/06/15
いっちゃん
5
絵が好き。内容はすぐに忘れてしまいそう。好きな人は好きかも2014/10/22
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- 和書
- 夏はなぜ暑いのか
