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北朝鮮人喰い収容所―飢餓と絶望の国

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  • サイズ B6判/ページ数 267p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198616434
  • NDC分類 302.21
  • Cコード C0030

内容説明

母が娘を喰い、兄が弟妹を喰べる…。飢餓地獄は、あまりにも凄惨な悲劇をもたらした!元人民軍特殊部隊中尉が初めて明かす北朝鮮民衆の赤裸々な実像。

目次

第1部 私は「地上の地獄」を見た(輝かしい未来が絶望に変わった;人喰い事件が多発する北朝鮮の悲劇)
第2部 決死の脱北行(いくたびも死線を超えて;繰り返し脱北者を襲う悲劇)

著者等紹介

黄万有[ファンマニュ]
1958年7月平壌市外城区域生まれ。75年、平壌市中区域にある高等中学校卒業後、人民軍に入隊。特殊部隊に10年間服務する。中尉で除隊するが、次の勤務先への出頭が遅れたため「教示怠慢罪」に問われ、咸鏡北道吉州郡に追放される。93年まで同地で建設労働者として働き、94年からは咸鏡北道清津市の「国土外貨獲得事業所」に勤務。独自に行った小麦取引で、吉州郡社会安全部経済監察課に逮捕され、97年10月から98年7月までの9ヵ月あまり、地獄の獄中生活を送る。98年脱北し、中国国内を転々とした後、韓国に亡命。現在、ソウル市郊外に在住

李秀哲[イスチョル]
1967年富山県生まれの在日3世。ソウル大学付属「在外国民教育院」卒業後、延世大学に学ぶ。現在は、北朝鮮への技術移転や企業合営などの研究に従事。ソウル在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

由良

2
残酷すぎて逆に現実味がなかった国として存在出来ているのが不思議2016/02/04

Arte

1
いくらなんでも題名が酷い。収容所で人を食べてるわけでもないのに。著者が留置場や収容所に入っていた時に、周囲から聞いたという話をまとめたものだが、著者が収容所に入れられた経緯も、周りの人々から話を聞きまくる動機も、何だかよく分からないので、どうも違和感が。飢饉が続いたので人肉食が起こるのは当たり前だと思うが、殺して食べた話をさまざま聞き出して、その場面をわざわざ挿絵に描いて載せる、というのもね。2024/02/10

zzzzita

1
トゥルーノースを見たこときっかけに。 知れば知るほど言葉にならない。 現代において、隣国において、鬼畜の所業がずっと続いている。弱者をさらに追い詰めるブローカーの存在には本当に吐き気がする。現実に存在する地獄は、きっとフィクションを遥かに上回る想像を絶するものなんだろう。 いつか彼の国が救われる時は来るのだろうか。2021/07/13

クルミパン

1
何とも言えない読後感。この話がすべて真実かどうかは分からないが、少なくとも1990年代後半の北朝鮮の飢餓状態は事実であろう。人民の思想を強制することが如何に無策なことであるかがよくわかる。どうにかならないのかね。2014/07/26

kishi

1
かなりエゲツナイ本だった。北朝鮮恐い。2013/03/07

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