日本の敗北―アメリカ対日戦略100年の深謀

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  • サイズ B40判/ページ数 317p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784198616168
  • NDC分類 319.530
  • Cコード C0031

内容説明

筆者が、長年にわたって研究してきた日米安全保障問題を米国の政治家や国防総省の軍人との交流をもとに、日露戦争の1世紀前までさかのぼり、詳しく分析し、日本の国防政策の近・現代史を的確にわかりやすく書き記した集大成である。この書を読めば、日米の国家戦略や国防政策の違いや、なぜ、太平洋戦争にいたり、日本が敗北をし、戦後の我が国の安全保障政策が如何に立案されたのか明確に理解できると共に、今後の日本の安全保障政策の指針ともなるべき渾身の著書である。

目次

第1章 日米宿命の対決(アメリカの対日「オレンジ作戦計画」;予言の対日開戦論 ほか)
第2章 占領政策の深謀遠慮(「占領政策」の本質;「第九条」の発想者をめぐる人間模様 ほか)
第3章 日米パーセプション・ギャップの点と線(日米同盟は張り子の虎;「自衛隊は軍隊ではない」のレトリック ほか)
第4章 究極の「日本生存の道」(日本の平和は「まやかしの平和」;日本の自主防衛論とアメリカの脅威観 ほか)

著者等紹介

三根生久大[ミネオキュウダイ]
外交・軍事戦略問題評論家。1926年東京生まれ。陸軍士官学校在校中終戦。戦後は一貫して軍事問題に取り組み、戦史、米軍戦略の研究を続ける。米国防総省はじめ軍事情勢把握のため世界中を飛び回り、ベトナム戦争に従軍。その卓抜な語学力は米国防総省、米国でも定評がある。唯一のペンタゴン通の軍事評論家として知られる
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