心やさしく

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198615352
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

内容説明

自分の居場所が見つけられず、やさしくしてくれる相手を求めて家出をくり返していた十五歳の少女ローリは、ある日、両親を殺した十八歳の少年エリックが釈放された、というニュースを見て、彼に魅了されてしまう。ローリは子どもの頃、一度だけエリックに会ったことがあった。そのときの彼は、やさしくて頼もしかった。親を殺したのも、虐待を受けたせいだというし…。彼に会いたいと、あとを追い始めるローリ。エリックもまた、切実に“やさしさ”を求めていた。だが、彼の求め方はひどく歪んだものだった。刑事は彼を「怪物」と呼んだ。今、表面上罪をつぐない終えたエリックは、次の「計画」に着手しようとしていた…。二人が出会い、ともに旅していく先に、待っているのは絶望か、救いか…?アメリカの鬼才コーミアが、十代が抱く「だれかとつながりたい」という切実な願いと、心の闇とを描き、思いがけないラストまで、圧倒的な迫力で一気に読ませる話題作。

著者等紹介

コーミア,ロバート[コーミア,ロバート][Cormier,Robert]
1925~2000年。アメリカのマサチューセッツ州のフランス系カナダ人移民の町で生涯を暮らした。新聞記者、コラムニストとして記事を書きながら、もっともパワフルなヤングアダルト向け小説の書き手としても世界に名を馳せた。1974年に発表した『チョコレート・ウォー』(扶桑社)は、今なお「ヤングアダルト小説の古典」と評価されている。「悪」や「絶望」をつきつめて描き、安易なハッピーエンドを拒否する作風でありながら、決して人間性への最後の希望は失わない作家、と評された

真野明裕[マノアキヒロ]
1942年生まれ。慶応大学英文科修士課程修了。英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばにー

2
とにかく最後の一文が効いた!あれがぐっとくる。悔しい。警部補、プールともにそれぞれの悔しさに胸を鷲掴みにされる。さらりと読めるがずっしり重い。2014/04/30

時計

2
アメリカと日本の女の子では、自己主張の仕方が大きく違う気がする。もし主人公の女の子が日本人だったら、あのボート転覆はあり得なかったと思う。2011/11/05

nekoraisan

2
暗黒ボーイ・ミーツ・ガール物語。萌え(と敢えて表現します)分類としてはフェリーニの名作映画『道』と同じ。うしなって、はじめて気づく、なくしたものの尊さよ…というね…。いまいち知名度が低いのが残念でたまらない。本当に良い作品だと思う。ラストの「泣くってこういうことだったのか?」というエリックの言葉に打ちのめされた。過ぎた時はかえらず…だからこそ尊い。2011/03/26

Oke

2
YAのオススメ本として紹介されていたので読んでみた。彼は罪を自覚したのだろうか。最後に彼は悲しんだのか、過去を悔やんだのか…。救いのない物語だった。2011/02/26

かわのふゆき

2
つかみかけていたものが全てこぼれ落ちてしまった。でも真実とはそういうもので、安易なラストを選べなかったのだろう2010/12/28

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