内容説明
映画『モンスターズ・インク』の映画の構想を練る過程において、当代一流の画家、イラストレーター、アニメーターたちに依頼されたデザイン画集。紙ナプキンに走り描きされたスケッチやマーカーによる素描から、本格的な絵画やみごとなパステル画まで。
目次
モンスターシティ
おもなキャラクター
工場
端役モンスター
著者等紹介
ラセター,ジョン[ラセター,ジョン][Lasseter,John]
高校時代に漫画とアニメーションに夢中になり、ディズニーが開始した「カル・アーツ」の第2期生として学んだ後、1979年卒業と同時にディズニーのアニメーション映画部門に正式採用される。1983年に「ピクサー」の創設者エド・キャットマルの紹介で「ルーカス・フィルム」CG部門を訪れた際に、CGのテクノロジーが手作業のアニメーションに変わるという可能性を信じたラセターは、1984年にディズニーを退社。その後「ピクサー」の制作においての中心人物的役割を果たすようになる。1996年に『トイ・ストーリー』を監督、アカデミー特別賞を受賞。『バグズ・ライフ』監督(1998年)、『トイ・ストーリー2』(2000年)の監督も務め、ともに高い評価とともに世界的大ヒットを記録した
ドクター,ピート[ドクター,ピート][Docter,Pete]
8歳の頃からアニメーションに興味を持ち、高校卒業後、カル・アーツ入学。ザ・スチューデント・アカデミー賞受賞の“Next Door”などの作品を制作。卒業後、いくつかの手描きのアニメーション制作に従事した後、1990年以降はジョン・ラセターの秘蔵っ子としてピクサーの仕事に関わるようになる。『トイ・ストーリー』では脚本と絵コンテ作業のサポート及びスーパーバイジング・アニメーターを務めたほか、数々のTVコマーシャルを手がけた。『モンスターズ・インク』で長編映画監督デビューを飾った
那波かおり[ナワカオリ]
英米文学翻訳家
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