内容説明
のねずみのミグスさん一家は、巣にまよいこんできたこねこを、そだてることにしました。こねこのミッキーは、じぶんがねこだということを、ぜんぜんしらずに、おにいちゃんねずみたちとなかよくチュウチュウいいながら、大きくなっていきました。でもある日、ミッキーは、にんげんの子どもたちに、すがたをみられてしまいました。「こねこだ!」子どもたちは、こねことなかよくなろうと、ミルクのおさらをじゅんびして…?「しろいうさぎとくろいうさぎ」のガース・ウィリアムズが描く、表情ゆたかなこねことねずみたちが魅力的な絵本。5歳から。
著者等紹介
ノートン,ミリアム[ノートン,ミリアム][Norton,Miriam]
アメリカの作家。1954年に出版された「ねずみにそだてられたこねこ」が、古典として長らく愛されてきた
ウィリアムズ,ガース[ウィリアムズ,ガース][Williams,Garth]
1912‐1996。アメリカのさし絵画家・絵本作家
とたにようこ[トタニヨウコ]
1959年生まれ。子どものころに故瀬田貞二氏の文庫にかよい、多くの児童書を読んだ経験から、学生時代には六年にわたり、「文庫のおねえさん」をつとめた。日本女子大学大学院英文学専攻博士課程満期退学。アメリカ・コロンビア大学大学院演劇評論専攻修士課程修了。現在、東横学園女子短期大学助教授
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感想・レビュー
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小夜風
22
【図書館】ねずみの家族に育てられた仔猫のミッキーは自分が猫だということを知らずにチュウチュウと大きくなりました。ガース・ウィリアムズさんの描く仔猫とねずみたちが丸くなって寝てるところとか、もう可愛い可愛い♪猫として覚醒した後どうなるかとハラハラしましたが、こんな猫がいても良いかもですね(笑)。2015/09/02
わむう
17
ねずみ一家の元に猫の赤ちゃんがやってきた。おとうさんねずみは仔猫をねずみとして育てることにします。すっかり自分をねずみと思い込んで大きくなりますが、ある日、人間に抱っこされ幸せを感じたことで自分は猫であると気づきます。敵同士になるのかと思いきや、人間に飼われるようになっても飼い主の目を盗み、ねずみの家に遊びに行く猫なのでした。2018/06/14
がる
12
1954年作。 絵のレトロな感じと、ネコのミッキーのかわいらしさが何とも言えません(*´ω`*)2016/08/15
うっきー
12
わりと長い絵本でしたが、4歳の下の娘も最後まで楽しめたようでした。 ネズミもネコも目がキラキラしてて可愛かったです。2016/02/12
花林糖
12
(図書館本)猫がチューと鳴くのを一度でいいから聞いてみたい。こねこのミッキーがおもちゃのネズミを抱いて寝ているのが可愛い。2015/05/27