ダミアン物語―神さまを信じた犬

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  • サイズ B6判/ページ数 518p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198614164
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

「乱暴な犬」と誤解されるピットブルのダミアンは、いちずに「あの人」を愛した―。全米で読者の圧倒的な反響をよんだ感動小説。

著者等紹介

ジェサップ,ダイアン[ジェサップ,ダイアン][Jessup,Diane]
アメリカの有名な犬のトレーナー。15年にわたってさまざまな大会で、60以上のタイトルを獲得した。警察犬トレーナーの資格ももち、ワシントン州各地で警察の鑑定証人をしている

仲村明子[ナカムラアキコ]
東洋英和女学院短期大学英文科卒。英米文学翻訳家。1950年生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

芽依

3
動物実験をされていた犬と大学生の話。二人の間に出来た異種間での繋がりに深く感動しました。大事だから身を呈して、守ろうとする。そういった大事な気持ちを人間はどこかに忘れてしまっているような気がします。動物実験の対象になっている全ての動物に気持ちを動かされず、一つのものに固執してしまう。それが善なのか悪なのか判断は人間でのみの解釈でしかなく、犬にとっては人と共に生きていけるかどうかそれだけが大事でその違いにまた泣けてしまいそうでした。2015/11/22

硯浦由咲

1
変かもしれない、あまり理解されないかもしれないけど、祈りながら読んでしまう本がある。もう書かれてしまった、結末は決まっている物語なのに強く祈りがら。そういう本でした。続きを読みたい。ダミアン、どうか幸せでいて。2015/09/13

高橋直也

1
ピットブルという獰猛な犬を使っていることを理解しないで読んでしまうと、この話の面白さが伝わらないでしょう。日本人とアメリカ人とでは犬に対する接し方も違うので、理解するのが難しいですね。しかも実験動物としての扱いはまた理解が難しいです。それでも、久しぶりに引っ張り出して読んでも面白かったです。2013/05/22

のん818

1
犬好き、動物好きには、たまらないお話。 これが実話というのだから、本当に悲しい。 私たち人間がよりよい生活を求める裏側に、どれだけの動物が、犠牲になっていることか。 人間の医療や科学や美容の発展のために、動物実験が本当に必要なのか。 動物たち、犬たちとの関係を、改めて考えさせられる一冊でした。2011/06/20

ゆゆ

0
ダミアンとエリザベスの絆の深さに感動。 ここまで執着してしまうんだからダミアンにはよっぽどの魅力があったんでしょうね。 この作品を読んでピットブル飼いたいな、と思ったのですが調べたところやはり凶暴なイメージが強いようで・・・。 あとがきにもありましたが中途半端な気持ちで飼い始めた人間のせいで動物にひどく影響を与えているんですね。 動物実験のこともそうですし、人間の理不尽さにとても心を痛めました。 また今飼っている愛犬に愛情をそそぎ、理解し合い、もっと絆を深めたいと思いました。 2013/02/01

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