吉田善哉 倖せなる巨人

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  • サイズ B6判/ページ数 322p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198613976
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

夢を実現させた強烈な人生。それを支えた妻と息子たち。北海道開拓から始まる吉田家五代、サラブレッド王国を貫く大河の如きヒストリー。

目次

馬たちの離宮
吉田善哉という男
南部藩士族のヘッドスライディング
夢は牧野を
待つことのできる短気
ガーサントを手中にした日
星たちの蝟集
錯乱のパンセ
善哉の味覚
旅路のはての友
五十四年目の夢
晩年にうたう唄
万馬巡礼
止まぬ贈品癖

著者等紹介

木村幸治[キムラコウジ]
1948年生まれ。早稲田大学文学部中退
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Matsumouchakun

2
以外にもノーザンテーストの仔がそれほどG1を勝っていないことを知った。善哉氏はサンデーの仔たちの活躍を見ることなく逝ったのか。2021/05/07

kean

0
「おい、シンボリの和田(共弘)と連絡を取れ」 「で、どうするんですか?」 「おまえ、ぼんくらか?」 「はい?」 「シンボリの和田と、この俺が一緒だとほかにすることがあるのか?」 「すると?」 「一緒に、和田と馬が見てえんだよ、和田さんとじっくり馬が見たいんだ。来いと、お前から伝えろ」  角田は心の震えをおぼえた。  吉田善哉が、長い馬産家人生のなかで、同じ世界で馬づくりをし、いちばん何かを感じてきた日本人が、和田共弘であったということを、いま知らされた気がしたからだ。 (p.304、1993年7月のこと)2017/05/31

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