内容説明
ラッセがにわでであった、ふしぎな男の子のなまえは、くがつ。ふたりは、ラッセのボールをおいかけて、にわの木や花や草を、つぎつぎとたずねてまわります。やさしいりんご夫人、きむずかしやのかかし、きどりやのきゃべつおばさん、げんきな花たち…ゆたかな実りの秋の喜びを、やさしく描いて、世界中の人々に愛されている、北欧の絵本です。
著者等紹介
ベスコフ,エルサ[ベスコフ,エルサ][Beskow,Elsa]
1874年~1953年。スウェーデン生まれの児童文学作家・絵本作家。六人の子どもを育てながら、数多くの物語・絵本を残した。その作品は、北欧だけでなく世界中で、何世代にもわたって愛されている
石井登志子[イシイトシコ]
1944年生まれ。同志社大学卒業。スウェーデンのルンド大学でスウェーデン語を学ぶ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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るんるん
25
くがつくんの季節は過ぎ去りいよいよ「ふゆ」到来。ラッセは、今頃、裸んぼうになっていく枝や風に舞う落ち葉のなかを歩いているのかなぁ。冬の妖精たちとおしゃべりしながら。2016/12/13
gtn
21
夏でも秋でもない九月は、豊かな実を生らしたり、きれいな花を咲かせながら、駆け足で去って行く。2020/08/11
いっちゃん
18
リンゴ婦人はどうみても、桃ではなかろうか?季節も、絵も桃っぽい。こんな風に、植物の妖精が現れたら楽しそう。私も話してみたいし、見てみたい。2016/05/06
mntmt
10
9月の庭は実り豊か。2020/04/11
魚京童!
9
クガツは言ってしまった。2018/11/17
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