内容説明
ユダヤ・キリスト・イスラム教、仏教・儒教・神道―世界の六代宗教のエッセンスを比較すると、世界の民族・宗教紛争の真の原因が見えてくる。日本人がもっとも苦手な国際社会における常識と非常識。目からウロコの一冊。
目次
1 和の世界
2 ユダヤ教の世界
3 キリスト教の世界
4 イスラム教の世界
5 仏教の世界
6 神道の世界
7 儒教の世界
著者等紹介
井沢元彦[イザワモトヒコ]
昭和29年(1954年)名古屋市生まれ。早大法学部卒。TBS入社後、報道局放送記者時代『猿丸幻視行』にて第26回江戸川乱歩賞受賞(26歳)、31歳にて退社、以後執筆活動に専念。歴史推理・ノンフィクションに独自の世界を開拓。日本推理作家協会常任理事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
888
12
各歴史を分析されていて興味深い 教科書で歴史が嫌になった人が 読むともっと勉強したくなるのでは、 「一神教」か「多神教」が争点の一つで 日本は「多神教」に分類される どんな宗教が入ってきても八百万神 に1つなってしまい、発展しない。 日本神道は「穢れ」「言霊」がポイントで 現在の日本の思考、行動にも反映しているのは 確かに同意できる。 どの国もそれぞれ違った宗教や文化が あるがそれが故に戦争になると言ったことも多々あり、 本来の幸せになるための宗教が逆に 功を奏してしまっているのが皮肉である。2024/05/15
はな
7
宗教問題となると歴史も長く、根が深いので理解しにくいが、この本は分かりやすい言葉で簡潔に表現でされているので、理解しやすい。入門書としてオススメ。2015/11/21
yuu
5
今、世界で起こっている宗教紛争。その根源がいかにして形作られたのか、という全体的なアウトラインを把握するにはもってこいの本だと思います。2011年度から小学校で英語が必修になりましたが、国際化の進む今、やはり他国の人々の考え方の基盤となる宗教を学ぶことは大事だなあと。2011/03/04
朱音
5
井沢氏は前から好きな作家で、「逆説の日本史」は愛読書。これや他の本でも主張されてることだけど、日本人は無宗教なのじゃなくて、「和」を大切にする信者であるということ、他の宗教と比べるとよりわかりやすく書かれている。イスラム・キリスト教の対立しかり、また日韓の「謝罪」に関する両国間の空気の違い、あるいは共産主義に対するキリスト教国の態度…日本人には実感としてわかりづらい事が、丁寧にかつこちらに届く言葉で書かれているのはうれしいと思う。2002/01/08
まるこ
4
目からウロコの一冊!宗教が違えば人種が違えば、考えることも全く違う。相手のことを学び、理解しなければならないということがよく分かる。日韓、日中問題が少しながら理解できました。入門編として最適です(^ー^)ノ2012/01/05
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