内容説明
物語は2008年のアメリカ。世界有数のバイオテクノロジー会社とFBIの女性長官は〈良心〉というプロジェクトで、男性のみが有する犯罪誘発遺伝子を破壊するため、特殊なウイルスを開発しようとする。それにより、暴力犯罪を劇的に減少させようというのだ。しかしFBI特別捜査官デッカーは、そのプロジェクトの被験者を密かにDNA鑑定し、遺伝子が異様な形で改変されていることを知る。やがて、ウイルスに感染した男性たちが次々と変死していく。事件の裏では「クライム・ゼロ」という恐るべきシナリオが進行していたのだ。悪は根絶されるべきなのか?ヒトゲノムがもたらすユートピアの悪夢を描いた傑作冒険ミステリー。
著者等紹介
コーディ,マイクル[Cordy,Michael]
1960年、ロンドン生まれ。マーケティング関係の仕事を経て、97年『イエスの遺伝子』で衝撃のデビューを果たす。世界12カ国が翻訳権を獲得し、英米のみならず日本でもベストセラーとなった。本書は、待望の最新作
内田昌之[ウチダマサユキ]
1961年生まれ。神奈川大学外国語学部卒業。英米文学翻訳家。おもな訳書に、マイクル・コーディ『イエスの遺伝子』(小社刊)、ロバート・J・ソウヤー『ターミナル・エクスペリメント』(ハヤカワ文庫)、ダン・シモンズ『うつろな男』(扶桑社)、ディーン・クーンツ『アイスバウンド』(文春文庫)ほか多数
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