内容説明
新たな世紀を迎えても、この国の政治・経済・社会は混迷の度合いを強める一方だ。いったいどうしたら日本はこの泥沼から脱出できるのか。論壇の雄が8つの“処方箋”を明示する。
目次
第1章 アメリカ大統領選・加藤政局を私はこう見る
第2章 平成不況の犯人は誰だ
第3章 富とバブルを憎悪する現代の社会主義者
第4章 ロシア革命で世界は狂い出した
第5章 「平等主義」は悪魔の思想
第6章 憲法と日本社会を見直す
第7章 日本の戦争を検証し、議論を取り戻せ
第8章 「英語公用語化」は筋違い
著者等紹介
渡部昇一[ワタナベショウイチ]
上智大学教授。評論家。1930年、山形県生まれ。上智大学卒業後、ドイツのミュンスター大学、イギリスのオックフォード大学に留学。ミュンスター大学哲学博士(1958年)、同大学名誉哲学博士(1994年)でもある。幅広く深い教養に根ざした文明論、社会論、人間論、そして歴史考察には英国の保守主義に通じる重厚さがある。著書は専門書の他、大ベストセラーになった『知的生活の方法』はじめ、『日本史から見た日本人』『かくて歴史は始まる』『自分の壁を破る人、破れない人』『何が日本をおかしくさせたのか』などと多岐にわたり、当社刊行の『国を思う』シリーズも多くの支持を得ている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- トライナイツ 01 MFコミックス ジ…