キスなんかしないよ！

ルート，フィリス【文】〈Ｒｏｏｔ，Ｐｈｙｌｌｉｓ〉/ヒレンブランド，ウィル【絵】〈Ｈｉｌｌｅｎｂｒａｎｄ，Ｗｉｌｌ〉/こだま ともこ【訳】

徳間書店（2001/02発売）

• サイズ B4判／ページ数 1冊(ﾍﾟ／高さ 26X28cm
• 商品コード 9784198613150
• NDC分類 E
• Cコード C8797

内容説明

こっそり牧場へでかけて、ミルクをしぼった女の子。でも、その次の日、魔法の牛のミルクがでなくなっちゃった！お礼のキスをしなかったせいだけど、「牛にキスするなんてきもちわる～い！」と女の子はいいはって…。好奇心いっぱいの元気な女の子がまきおこすゆかいなお話。

著者等紹介

ルート，フィリス［Ｒｏｏｔ，Ｐｈｙｌｌｉｓ］
１９４９年アメリカ・インディアナ州生まれ。ヴァルパライソ大学卒業。『サメに投げられたサム』『ミセス・ポッターのぶた』『お腹をすかせた怪物』（いずれも未訳）などたくさんの絵本を発表している。作品を書く一方で、子どもや大人を対象に講座を開き、文章の書き方や本の作り方を教えている。カヌー、ヨット、蝶々の飼育など幅広い趣味を持ち、現在はミネアポリスに２人の子どもと住んでいる

ヒレンブランド，ウィル［Ｈｉｌｌｅｎｂｒａｎｄ，Ｗｉｌｌ］
アメリカ・オハイオ州生まれ。理髪店を営む両親のもと、店に来るお客の話をもとに、物語をつくることに熱中する子ども時代を過ごす。オハイオ州立大学卒。広告の仕事を経て、子どもの本の仕事に携わる。奥さんと息子の三人暮らし

こだまともこ［コダマトモコ］
東京に生まれる。早稲田大学文学部卒業。出版社に勤務の後、児童文学の創作と翻訳をはじめる。創作に『三じのおちゃにきてください』（福音館書店）、翻訳に『クリスマスキャロル』『メニムー家の物語』シリーズ（講談社）、『レモネードを作ろう』『妹になるんだワン！』『トムのほんとうのうち』（徳間書店）などがある
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感想・レビュー

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[遠い日]

ヒレンブランドの絵がなんともいい。魔法のウシ、ルエラとアンリーナの根比べ。でも、ミルクだけもらって、お約束のキスは絶対イヤというのはちょっと手前勝手すぎるよね。ありがとうのキスが次のミルクの約束というのがすてき。だって、お母さんにキスしてもらう時のルエラの表情といったら、うっとりなんだもの。

2017/06/04

[チェアー]

微笑ましい話。キスしてもらえなくてミルクを出さずに悲しんでいる牛がいい。

2016/11/13

[かっぺ（こと悩める母山羊）]

☆3歳。お母さんと沢山の子。魔法の牛は魔法の詩とキスで毎日乳を出す。普通の農場、子どもたち、魔女？のお母さんも普通の農家のおかみさんなのに寓話のような話でした。キスをしてもらえない牛の涙にキュンとくる。

2013/08/06

[ねがい]

読み終えたら、キス合戦に。パイパー・ポー（「キスなんてだいきらい」トミー・ウンゲラー）言うところの、びしょびしょのキスで大騒ぎになりました（汗）

2009/07/17

[2020neko]

☆☆☆☆☆5／学図。季節の本(うし)展示&1月のおすすめで紹介

2009/01/08