内容説明
世界最大のテクノロジー企業IBMは、90年代初頭、泥沼でもがく巨大な象だった。しかし93年、ルー・ガースナーがCEOに就任し、またたくまに驚異の業績回復を果たす。一体、どのように彼は瀕死の企業を生き返らせたのか?本書は、ガースナーの個性と改革を中心に、財務、広告、部品製造などあらゆる分野における立て直しを、リアルに描いた苦闘の物語である。
目次
第1部 どん底からの甦りを目指して(我々の目には未来がある;企業文化の壁をうち破れ ほか)
第2部 改革の職人人生(ひたすら上昇あるのみ;自分の目と足で確かめる)
第3部 顧客の心をつかめ(旧体制を刷新する;新しいスローガン、新しいイメージ ほか)
第4部 成長への投資(マイクロソフトとの戦い;ロータスを電撃買収する ほか)
第5部 新しい市場へ急げ(IBMは生まれ変わった;リーダーシップをあまねくところへ ほか)
著者等紹介
渡会圭子[ワタライケイコ]
東京生まれ。上智大学文学部卒。主な訳書「複製されるヒト」(共訳/翔泳社)「クローン、是か非か」(共訳/産業図書)
ガー,ダグ[Garr,Doug]
経済ジャーナリスト。ビジネスおよびテクノロジーに関する記事を、「ビジネス・ウィーク」、「ポピュラー・サイエンス」等に寄稿。元IBM社員。同社のシニア・エグゼクティブのスピーチライターを務め、多くの幹部の素顔に触れた経験を持つ。ニューヨーク在住
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感想・レビュー
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