内容説明
あたらしい友だちができて、小さなくまのことをわすれてしまった、小さなとら。でも、くまは、とらのことをずっとまっていたんだ…。本当の友だちって、なんだろう?「ぼくがげんきにしてあげる」につづく、小さなとらと、小さなくまの絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
21
絵本。小さなとらくんとくまくんの話、第2弾。2人は協力しあって暮らしていたのに、小さいとらくんは近頃ちょっと変。ぶたくんと一緒にいることの方が楽しい?短いし、繰り返しも多いから、一人読みビギナーさんも楽しめる。個人的には、夫の浮気の話としてとらえちゃったけど。2019/10/04
遠い日
2
友情とは何か。小さなトラと小さなクマの行き違いと、信じて待つ心の純粋さ。その間にある裏切りや押しつけや自分勝手な判断と言い訳の醜さを、思うさま描く。最後の一文がとてもとても重い。2014/10/24
kr
2
読んでいて非常に不愉快になった。 話が面白くないとか、そういうんじゃなくて、 なんかもう、とらくんの阿呆っぷりに首根っこを引っつかんで揺さぶってやろうかと。 というのもこのとらくん、阿呆な浮気亭主そのもの。 家事を放棄し、家を飛び出してぶたの家に転がり込みます。 世の幼子たちはこの本を「とらくん、いけないんだ~」などと無邪気に楽しんでいるのだろうか? ほんとに子供向けの本なんだろうか。 「この本、ぼくのパパのお話なの~」 とかいって、保育士さんを困惑させたりしていないのだろうか。 2006/01/15
やぼリン
0
小さなくまくんは、小さなトラくんのことなんとも思ってないのかな?って思ったけど。やっぱりそうだよね! 相手の気持ちを考えることを子どもと一緒に学べる絵本です。2011/02/23
-
- 和書
- 脳科学大事典