内容説明
日本経済最大の危機、金融崩壊が迫っている。長期信用銀行は、公的管理という道でどうにか解決をみたが、それが決定した後日、日本リースが倒産した。もくろまれた長銀の不良債権放棄が不可能になったからである。その背景にあるのは、銀行がかかえる表向きの不良債権の額をはるかにオーバーする膨大な量の“飛ばされた”不良債権である。本書は、それが何故生じたのかという最大の疑問に答えてくれる。
日本経済最大の危機、金融崩壊が迫っている。長期信用銀行は、公的管理という道でどうにか解決をみたが、それが決定した後日、日本リースが倒産した。もくろまれた長銀の不良債権放棄が不可能になったからである。その背景にあるのは、銀行がかかえる表向きの不良債権の額をはるかにオーバーする膨大な量の“飛ばされた”不良債権である。本書は、それが何故生じたのかという最大の疑問に答えてくれる。