ぼくは黄金の国へ渡った

ぼくは黄金の国へ渡った

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  • サイズ B6判/ページ数 310p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198608958
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

内容説明

「黄金の国」アメリカで働く父さんとおじさんは、ぼくの憧れだった。アメリカはすばらしい国だ、アメリカで学べばぼくたちの国・中国を救うことができる、とおじさんはいっていた。でも十五歳になって、初めてアメリカへ渡ったぼくが知ったのは、父さんたちが「雪の虎」と呼ばれる厳寒の山脈のトンネル工事現場で、苛酷な労働を強いられていることだった。頻発する凍傷や事故死、アメリカ人より低い賃金、仕事をやめることすら許されない…「おじさんは嘘をついた」反発するぼくに、おじさんはいった。「おれの命に代えても、おまえをこの山から出してやる」やがてぼくがようやく厳しい労働に慣れ、仲間たちに受け入れられたのもつかの間、宿営地全体を脅かす雪崩の危機が追っていた…。十九世紀後半、アメリカ横断鉄道建設を背景に、苛酷な環境の中でも希望を失わず志を高く掲げる少年の姿を描く、心に残る物語。アメリカ・ニューベリー賞銀賞、コモンウェルスクスブ賞、カリフォルニア州図書館協議会賞受賞作。10代から。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はる

9
図書館本。海を渡った向こうには新天地があって、故郷に錦を飾れるくらいに稼げる!海を渡ったその向こう…。たった百年くらい前、大切な労働力は人力だったのに差別されていたり大切にされなかったり。少年からおとなになったオターやショーンの次の物語りが知りたかったりする。知らないことはまだまだたくさんある。どこの国の歴史にも。2017/04/18

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