内容説明
生きる力・考える力の火種をいかに培うか。アメリカ先住民に語り継がれてきた人づくり一万年の「学びの物語」。
目次
第1部 三つの物語(狼の代弁はだれがする;白い冬と黄金の夏;多くの輪・多くの道)
第2部 知恵の三つ編み―学びを促す人びとのための手引き(第2部について;二つの道を学ぶ―著者について;由来について;論理と直感のバランス;古代の学習システム;六の法則―右脳向け;六の法則―左脳向け;教えるということ;学びとしてのゲーム ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まこと
1
ポーラ・アンダーウッド氏が書いた一万年の旅路に感動して、彼女の他の著書である本作品を読んでみた。一万年の旅路から一貫している学ぶことの大切さについて、考えさせられた。物事を判断するときに自分だけで答えを出すのではなく、他者と言葉を交わすことで得ることができる学びを判断に生かすこと。色々な立ち位置に自分をおいて、様々な視点から事象を観察してみることの大切さにきづかせてくれてた。子供達の視点は、大人の視点からは見えないものをみせてくれるという点にも納得。
きのたん
0
自然の厳しさはしょうがないとして、こういう真摯な人たちの前に、優しいのをいいことに奪い去って行くばかりの人間が現れないでほしいと願ってしまう。2017/05/26
Pikatyuagarden
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・亀の女が歌う(Turtle Woman Singing) ・雪の冠の横顔 ・私が受け継いでいるアメリカ先住民の伝統では、学びの責任は学ぶ者にあります。話し手の責任は、よりよい環境を作ることです。 ・すべての人がその人から学べるほど賢い人はいません。だれもその人から学べないほど愚かな人もいません。 ・狼の代弁はだれがする ・白い冬と黄金の夏 ・多くの輪・多くの道 2017/03/21
カバラン
0
読了。大切なことが示唆される。間をおいて、もう一度読みたい。2020/01/25