内容説明
この本のひょうしにのっているのが、ペニーさん。さあ、ページをめくって…ペニーさんと動物たちのお話のはじまりはじまり。でも、読み終わったら、きっと、またさいしょから読みたくなりますよ…これは、そんな本なのです。数々の優れた絵本を生み出したマリー・ホール・エッツのデビュー作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
46
物語絵本。読み聞かせにはちと長い。ペニーさんはたくさんの家族を養うために工場で働いている。家族は、ウマのリンピー、メウシのムールー。ヤギのスプロップ、ブタのパグワッグ、ヒツジのミムキン、メンドリのチャクラックとオンドリのドゥーディー。動物たちが隣の庭を荒らしたせいでペニーさんは賠償をせまられた。いままでのんびりとペニーさんに甘えていた動物たちは心を入れ替えて、夜中にこっそりと働き出す。▽古典絵本。2019/10/01
chiaki
44
貧乏な暮らしをしているペニーさんは、大切な家族(個性豊かな動物たち!!)を養うため毎朝工場に働きに出掛けます。ある日、雄鶏のドゥーディーの挑発をきっかけに、動物たちは雷じいさんの畑をやんちゃしちゃいます。ペニーさんを落胆させてしまった動物たちは心を入れ替えてみんなである協力を…♡読み聞かせるにはちょっと長いけど、ドラマチックでとても面白い!木版画の絵も、動物たちの表情が絶妙で気に入りました♪おしりの挟まった豚のパグワッグが可愛い!訳は松岡享子さん。2021/01/20
空猫
27
表紙に「小学三年生の教科書に」とあったので、教訓めいた話かと。確かに今までの怠けた生活を改めよう、と言う趣旨もあり、またみんなでペニーさんを想う気持ちもがホンワカする。いや~どこをとっても優等生な印象でサスガです。(←ひねくれモンの感想(^3^♪)2024/05/09
gtn
20
周りに愛情を注げば、自分が守られる。しかも気付かぬうちに。2020/02/13
pocco@灯れ松明の火
20
読友紹介本:マリーホールエッツ初の絵本。文章が長いので絵物語かな。ペニーさんと家族(動物です)は物臭で貧乏。ある事件をきっかけに、全員で借金返済奮闘中。ペニーさんを読んでホッコリして、明日から頑張ろうって気になれた。2011/11/14
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