管子 (第3版)

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  • サイズ A5判/ページ数 283p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784198605698
  • NDC分類 122.08
  • Cコード C0398

内容説明

覇者の条件。いかに政治力を養うか。群雄割拠の春秋時代、斬新な経済政策を基盤に、巧みな人心掌握術で斉を最強国家たらしめた名宰相・管仲。現実に政権を担った者のみが語り得た、実践的政治論の真髄。

目次

大匡―管仲の前半生
中匡―管仲と覇者桓公
牧民―民を養うには
形勢―為政者の姿勢
権修―覇者への道
立政―施政の要領
乗馬―経済制度
軽重―管仲の経済政策
重令―法令尊重
法法―法令と君主〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のんたん 

3
管仲というと、斉の桓公を覇者にした政治家だが、凡庸な桓公に40年以上も仕えて諫め続けたのは、よほどブレない政治家だったのでしょう。現代にも通用する程の法律論や経済論などを唱えた管仲はやはり素晴らしい。が、最後に収められている桓公の最期については、本当に残念でならない。2014/11/30

山崎 邦規

1
名宰相管仲の考えがよくまとまって記述されている、古典中の古典である。私が私淑する孔子は管仲を称賛せず、器が小さいとして低評価だったが、私が吟味するに極めて共感に値する言論を成していたと感じた。実際の政治の難局を乗り越えるため、国の国庫を増やす策なども講じる一方、国家運営の基本方針を説き起こし、それが決して冷酷無情ではない。権力の座に関わる言説で、私が直接関わる世界ではないが、私にも降りかかる統治の理念であり、関心は共有して面白く読んだ。2022/07/19

くま

0
抄訳だが管子の重要な必要不可欠と思われる部分はしっかりと網羅されているように感じた。管仲は他の諸子百家とは違い実際に権力の中枢にいて、その実力を発揮していたことが凄いし、また説得力があると思う。その割に現在書籍化されているものが少ないし、これも文庫版があればと思った。また折に触れて読み返したい。2021/10/21

lila*

0
【上司より】2020/02/09

ますたけ

0
権修篇を読んで管子のリーダー論に納得させられることが多かった。古典は現代に生きていると聞いたことがあるけれど、それを実感できた。2019/02/24

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